昨日からパソコンの調子が悪く、インターネットも突然接続が切れていまいます。どうもWindows One Driveの容量不足が原因のようです。そこで、今回は式子内親王についての記事は投稿を中止して、ここ数日で、注目した新聞やネットの記事をとりあげます。一つ目は読売新聞4月19日朝刊第一面にも載った

定家の直筆書 発見 古今集注釈書「国宝級」


御存じの方も多いと思いますが、上の写真で分かる通り、定家の筆は、極めて癖のある字体です。後に「定家様(ていかよう)」と呼ばれるほど特徴のある字体でした。でも、当時の書体に見慣れない我々にも、一目見て分かるというのは関心がわきますね。それになんとなく定家の性格もうかがえますね:
 定家の流れをくむ冷泉家(れいぜいけ)から、時々こういう大発見がありますが、僕も是非とも発見を望んでいるものがあります。

 式子内親王の絵も字も自筆である「月次絵巻」


 この絵巻については定家の日記『明月記』にも記載があります。今ここで触れるには、長くなりそうなので、適当な機会に取り上げます。もうおそらく消失していると思いますが、発見の可能性が全くないとは思っていません。


もう一つは、昨日、「光る君へ」御覧になりましたか。有名な「香炉峰の雪」の場面がありましたね。『枕草子』の中で、中宮定子に仕える清少納言が最も機知に富み機転をみせた箇所ですが、山本淳子氏がステラnetで、この箇所を原文で読んだことのない人にも浅い理解に終わらないように詳しく解説しています。是非御覧ください。

 山本淳子の平安ドラマチック

この記事、スマホで偶然見つけました。スマホのありがたみをつくづく感じました。