皆さんこんばんは爆  笑いつも見てくださってありがとうございます。

 

今日は土曜日で休日なので、病気のこと以外で私自身のことについてお話ししたいと思います。

 

現在は大学生ですが、実をいうと社会人になってから私は入りなおしましたので現在は20代ではありますが若干他の生徒よりもおばさんです(笑)なのでたまにジェネレーションギャップが発生します笑い泣き

 

このようなことになったのには、いろいろと理由がありまして。。。

 

高校卒業後はいったん大学に入学したものの、いろいろと挫折してしまい、そこからはふらふらした生活を送っておりました。

 

ある時、ふと通りかかった個別塾の塾講師求人ポスターをみて、『私、これだったらできるかも。』と思って求人サイトで応募してみました。もともと子供は嫌いではなかったですし、教えることが何よりも好きでした。現役で大学生だった頃は、地元の大手予備校講師だったこともあり、それなりに実績を話しましたところ、ギリギリで採用して頂きました。

 

採用して頂いたバイトで何年かはお世話になりましたが、最初の三か月くらいは覚えることが本当に多くて大変でした。

 

子供の名前。親御さんの顔。ゴールデンウイークや夏期講習、冬期講習がやってくればその達の顔と名前と親御さんの名前、小学校組のお帰りの時間帯の把握。新規で入ってきてくれた子たちのシステムの説明。などなど・・・

 

正直勉強面以外で、大手予備校の仕事内容を覚えることよりも大変でした。しかし、当時フリーターだった私はこれしかなかったので、ひたすら食らいつきました。

 

勤務して三か月くらいになって、なんとなく仕事を覚えてきて、生徒一人ひとりを見ることが出来るようになりました。

その当時、担当していた小学校の女の子でほぼ毎日塾に来てくれていた子がいて、その子に影響されて今の大学に行き直そうと思いました。

 

その女の子は、算数が苦手で。割と面倒みよく見ていたつもりだったのですが、なかなか成績が上がらず、伸び悩んでいました。ですが、その女の子は諦めずに、ひたむきに毎回の授業に取り組んでくれていました。

 

そんな彼女を見ていると、彼女の担当の先生が私で本当に申し訳なく思いました。

碌な人生を歩んでいない私がこの子に何を教えられるのだろうか・・・

 

もちろん先生だから、勉強面に関しては小学生程度なら教えられますが。その子が大きくなった時に大学在学中じゃない先生に教えてもらったことをどう思うのだろうか。気が付いたら、そんなことを考えてしまっていました。

 

フリーターだった時代は、今日食べられるものがあればいい、今日着る服があればいい。今日住むことが出来る家があればいい。今日、お風呂に入ることが出いればいい。今日寝ることが出来ればそれでいい。

マズローの何とか・・ってやつでしたっけ。親もいるし、兄弟もいるし。若いから何とかなるかな・・・とか。

そんなことを思いながら毎日を過ごしていました。

 

でも、その子をずっとそばで見ていたら、わかったことがいろいろあって。

様々な希望とか野望と欲望とか夢とかそういった漠然なものって捨ててはいけないなと。

捨てた瞬間、みんな『死んじゃいたいな』とか『このまま消えたいな』とか普段思わないようなことを思ってしまうのではないかな。そう思います。

 

だから、生徒たちの前ではせめて頑張っている先生でいたかった。この塾に出会う前に、就職先を探していた時や転職先を探していた時が何度かあって、履歴書を見せたときに難色を示されたこともありました。やっとの思いで就職できた会社も大学中退と知った瞬間、上司に甘えていると思われ、嘲笑されたことは何度かありました。そうやって、自分に自信を無くしていきました。だから、もともと学歴にはコンプレックスがあって、そんなコンプレックスを上書きしたい。そうやって現在の大学の門戸を叩きました。

 

二年前の私に言いたいのは、「あなたが今勇気を出して、予備校で着慣れたスーツ姿で入試面接を受けてくれたから、今の私がいるよ。ありがとう。少しずつでいい。本来の自分に戻らなくても。私を創っているのは私自身だから。」