小学校の5,6年生のときの
担任の先生はまさに文武両道で
勉強も遊びも、ぜ ん り ょ く。

人生の中であんなにドッチボールしたのはあの2年間だし、
国語や算数の普通の授業に加え、
科学の時間や、
ディスカッションもしたっけ。

毎日、宿題も出ました。
詩もたくさん教えてもらいました。
チャップリンの作品も観ました。
社会の時間は、戦争の映像や、
アウシュビッツの映像も観させられました。
希望を持たせることが上手だったし
リアルも大事にする方でした。

薄れていく学生時代の記憶のなかで、
色濃く残る小学5.6年生の記憶。

そのとき、
ちょうどダンスの仕事が度重なって
学校を早退することが多くて、、
あんまり覚えてないけど
最初の頃は家族の用事とか
嘘をついて早退してた気がします。

でも、もう嘘がつけないぐらい
忙しくなったときに(笑)
母が連絡ノートに、
今私がやっていること、
早退する本当の理由を書いて渡したとき、お母さんの長文よりもさらに長いお返事を下さったことを覚えています。
「あの子は踊ると水を得た魚のようですね。」と。
担任の先生が良き理解者なことほど
心使いものはなかったです。
だからあのときは、
勉強も仕事も全部頑張れた。


そんな六年生の学芸会でやったのが

「オズの魔法使い」のドロシー。

そう、今回とリンクするの、です。

思いっきり動くし踊るし歌うし。
今観るとひどすぎて笑っちゃうけど
自分を解放させてくれたもの。
たぶん、そこが
今の自分をつくっている原点のひとつです。

いつか大きな舞台で
オズの魔法使いに出て、
その先生に観に来てもらえたら
少しは恩返しになるかなぁ、なんて
ぼんやりと、思っていたんだけど
そんなときにオーディションの
話が来たのが2年前の
ウィズの初演。

絶対出たいって思った。

けど、初演は不合格。

…もし再演があったら
ぜっっったい出る。
そのときまでに実力も経験も
積むんだ。頑張るんだ。。。!
と再演があるかどうかなんて全くわからなかったけど
そう思ってやってきました。

色んな縁が繋がって
今回のオーディションの話を
貰ったときは受かる受からないの前に、
夢が叶う!と思いました!



そして、今。

私はその舞台に立ち、
今日、その先生が観に来てくれます。


びっくり!


現実になっちゃった!!!


あのときみたいに
ドロシーではないけれど。笑
でもひとつ目標を達成できること、



とっても嬉しいです。♡



とっても緊張してます。笑






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今日も良い1日になりますように。


love,
ena