なたがしてもらって嬉しいことは何ですか?


例えば、

あなたの好きな食べ物や、
好きな歌手を覚えていてくれる。

具合が悪いときに、
あなたを手伝ってくれる。

あなたの頭をなでてくれる。


など色々思いつきますよね。



反対に、あなたがして欲しくないことは何ですか?


例えば、

外で食事をしてきたのに、
事前に連絡をくれない。

食事ができると、あなたを待たずに、
先に一人で食べ始めてしまう。

「じゃましないでくれ」と邪険にされる。


など、こちらも色々思いつくと思います。



では、夫があなたにしてもらって嬉しいことは何ですか?

反対に、夫があなたにして欲しくないことは何ですか?



思いつきましたか?

思いついたら、その内容が、
『事実』かどうか考えてみてください。

『事実』かというのは、
『夫から直接聞いたこと』なのかどうか
ということです。


どうですか?


長く一緒にいても、

何をしてもらうと嬉しいか、
何をされると嫌か。

という話は意外としてなかったりします。


今日は、そんなされて『嬉しいこと』と『嫌なこと』、

『ラブボタンと地雷ボタン』

のお話です。


あなたが、このことを知ることで、

夫の求めることが分かるようになり、
夫の愛情を引き出しやすくなります。

また、愛を冷めさせる行為を避けることが
できるようになります。


その結果、夫はあなたに愛情を向けるようになり、
あなたがして欲しいことを意識するようになります。

そして、あなたに笑顔を向けてくれる。
あなたの話に興味を持って聞いてくれる
ようになるでしょう。


このことを知らなければ、

あなたはふとしたことで、
夫の地雷を踏んでしまい。

あなたがこれまでしてきた、
夫の愛情を取り戻すための努力も、
吹き飛んでしまい、

夫はあなたへの愛情を示さないばかりか、
あなたのもとから離れていってしまうかもしれません。


私はあなたにそんな結末を
迎えて欲しくはありません。

そのためにも、
『ラブボタンと地雷ボタン』について
知っておいて欲しいと思います。



では、改めて説明していきます。


『ラブボタン』とは、

あなたや夫がしてもらうと嬉しい、
愛情が高まることです。


『地雷ボタン』とは、

あなたや夫がされると嫌な思いをし、
愛情が冷めてしまうことです。


私たちは、この2つのボタンを
直接相手から知ることなく、
想像で決めてしまっていることが多いです。


もしかしたら、

長く一緒にいるんだから、
そんなの知ってて当たり前だし、
今更聞くなんて、相手のことを
わかってないみたいに思われないか?

という思いからか、
直接聞かない人が多いのかもしれません。


だから、一度ボタンを押してみて、
相手の反応を見て、

何が『ラブボタン』で
何が『地雷ボタン』なのか
を学んできたのでしょう。


はたして、そうやって学んだものは
本当に正しいと言えるのでしょうか?


結婚当初、押したり押されたりしても、
その時だから許されていた地雷ボタンを、
今になって、押したり押されたりしてませんか?

そして、その爆発が収集つかないものに
なってしまっていたりしませんか?


加えて、前回の記事でお話したように、

男性は『察することを大の苦手とする生き物』です。
言わないとわかりません。

夫が、あなたの地雷ボタンを押して、
あなたが怒ったり悲しんだりしても、

なぜだか分かっていない可能性がおおいにあります。


こんなにもあいまいなのに、
なぜ直接聞くことをせずに、

回りくどく危険を冒すような真似を
しているのでしょうか?


そんなことしないで、
直接聞いてしまえばいいと思いませんか?



でも、なんか直接は聞きづらい。


そこで、
『ラブボタン』と『地雷ボタン』
の出番です。



これ、名づけているのにはワケがあるんです。
ただ分かりやすくするためだけではないんです。


ちょっと、次の2つの質問を
自分に聞かれたと思ってください。

「ねぇ、されたら嫌なことってどんなこと?」

「ねぇ、地雷ボタンってどこ?」


『されたら嫌なこと』って言われると、
ちょっと面倒な質問きたなって思いませんでしたか?


それに比べて、
『地雷ボタン』って言われると、

「え?なにそれ?」
と、興味で探してしまいませんか?



こんな風にゲーム性が出てくることで、
「ちょっと話してみようかな」となるんです。



では、ここから先は、
実際に話をするときの説明をしていきます。


実際に話をするときには、

先に『ラブボタン』の話から始めてください。

そして、あなたの『ラブボタン』から話してみてください。


そして、あなたが話し終わって、
つぎは夫に訪ねてみます。


夫の話を聞くときには、
ちょっと大げさ目に、

「えー!そうだったんだー?」

という反応をすると、
夫も話しやすくなります。


『ラブボタン』を聞き終わってから、
『地雷ボタン』の話をします。



『地雷ボタン』という言葉が言いにくければ、
もっとソフトな言葉に変えてもいいです。


「へー、そこがあなたの押して欲しいボタンだったのね。」
「じゃあ、押してほしくないボタンってどこ?」

という感じでもいいでしょう。


そして、聞いたあとに、

「そこが地雷ボタンだったのね」

と後で名づけてしまうといいです。



なぜ、名付けるのかですが、
ここにもポイントがあります。

名付けることで、
『客観的』に見るようになります。

嫌なことを思い出しても、
それを『客観的』にすることで、
嫌な気持ちを抑える効果があるんです。


それでは、
『ラブボタンと地雷ボタン』
を使ってみてください。


まずは、あなたの
『ラブボタンと地雷ボタン』が
何かを考えることから始めてみると
いいでしょう。


そして、夫と話をしてみてください。

中には、いままで全く知らなかったこともあり、
すごく新鮮に思うこともあるでしょう。


もちろん、話をするときは、
なるべくお互いの機嫌が良いとき
にしてください。

そういう話をする状態にない時には、
これまでの記事で紹介してきたことを、
先に行うようにしてください。


話をして、お互いの
『ラブボタンと地雷ボタン』
をしっかり共有すると、

お互いに喜ぶ行動と嫌がる行動を
自然と意識するようになります。

そして、お互いが喜ぶ行動をして、
嫌がる行動を控えるようになると、

それだけ『愛されている』と感じる瞬間が増えます。


その結果、

夫はあなたの愛情を感じるようになり、
あなたのして欲しいことを
自ら進んでしてくれるようになるでしょう。


そして、あなたに笑顔を向けてくれる。
あなたの話に興味を持って聞いてくれる。

そんな日々を、あなたは手に入れることが
できるでしょう。



今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。


次の記事はこちら
>>怒っているのに愛される?