っと私の気持ちを察して欲しい。


そんな風に思ったことありませんか?


あなたが具合が悪いときに、
ご飯を用意してくれたり、
そっと横にいてほしいだけなのに、
そうしてくれない。

ことあるごとに夫の友人の妻と
比べられ、あなたの努力が認められない。


夫は、あなたが『してほしいこと』をしてくれない。
そして、あなたが『してほしくないこと』をする。



その度にあなたは不満を抱えて、
それを吐き出すことが怖くてできずに、
ずっと溜め込んでしまう。

心の奥に濁った黒いモヤモヤが
蓄積して、あなたの表情を暗くする。

そしてその表情を見た夫は、
あなたへの愛情を無くし、
あなたから離れていってしまう。


最悪の循環です。


そんな悪循環になってしまうのも、

「夫が私のことを察してくれないから。」

そして、

「夫が私のことを察してくれないのは、
 夫が私を愛してくれていないから。」

そんな風に考えていませんか?


そんな風に考えてしまうのも
仕方がないことだと思いますし、

私が女性だったとしても、
そういう風に考えてしまうでしょう。


それでも、

あなたがそう考えていることが、
とても危険な状態なんです。


ということだけは、言わせてください。



そこで、今日のテーマは、
『あなたの思いが夫に届かないわけ』
です。


あなたが、このことを知らないまま、

「夫が私のことを察してくれないのは、
 夫が私を愛してくれていないから。」

と思い続けていると、


あなたが思っているとおりに、
夫のあなたに対する愛はなくなり、

あなたに注がれるはずだった愛は、
あなたが知らない女性へと
注がれてしまうかもしれません。


そして、帰りが遅く、
メールへの返信もない夫を
あなたは家でご飯を用意して待ち続け、

その間、夫は高級なレストランで、
あなた以外の女性と食事をして、
何食わぬ顔で家に帰ってきて、
あなたとの会話もなく寝てしまう。


そんな日々を送ってしまうかもしれません。


そんな日々を送りたくないですよね?


あなたが送りたいのは、

夫が帰るときにあなたを気遣って、
メールをしてくれる。

夫があなたとの時間を楽しみにして、
少しでも仕事を早く終わらせて
帰ってきてくれる。


そんな幸せな日々ですよね。


そんな幸せな日々をあなたが手に入れるために、
あなたに知ってほしいことが、


『あなたの思いが夫に届かないわけ』

です。



では、なぜあなたの思いが夫に届かないのか?


私は、これまで多くの人の相談を受け、
カウンセリングを行ってきた中で、

多くの人が、共通した『大きな誤解』
をしていることに気づきました。


その誤解が、

「夫が私のことを察してくれないのは、
 夫が私を愛してくれていないから。」

ということです。


実は、

『夫があなたのことを察してくれない』のは、
『夫があなたを愛していない』からではなく、

『夫が男性だから』なんです。


これは、男性の脳と女性の脳の違い
に原因があるのですが、

男性は女性の気持ちを察すると
いうことが大の苦手です。

言葉にしてくれないと全くわからないのです。



だから、夫は、

『あなたのことを愛していない』から
あなたの気持ちに気づかないのではなく、


『男性だから』あなたの気持ちに気づかないのです。



それに対して多くの相談者は、
「夫は現に私のことを愛していない。」
とおっしゃることがありました。


その度に、私は、
あえて少し厳しいことを言わせて
いただいています。


それは、

今、夫があなたを愛していないのは、

あなたが、これまでに、

「夫が察してくれないのは、愛してくれていないから」

というメッセージを無意識に発し続けた結果、
引き起こしてしまったことなのです。


ということ。



あなたはどうでしょうか?


もしかしたら、

「なんで、○○してくれないの?」

「どうして分かってくれないの?」

ということを言ってしまっていませんか?


そうだとしたら、とても危険な状態です。

そういう言葉や態度に対して、
夫は、あなたに信用されていない
と感じてしまっているかもしれないのです。


そして、あなたが夫を信用していない
と言葉や態度から感じ取ることにより、
夫はあなたに失望してしまう。

失望した結果、あなたへの愛をなくしてしまう
可能性が高いということです。



このように、一つの誤解から、
夫の信頼を失っている人が多いんです。

だから、これまでの記事の中で、
夫の信頼を取り戻すということを
あなたにお伝えしてきたのです。

『魔法』について書いた記事がその一つです。


そして、夫の信頼を少しでも
取り戻せているあなたが、

同じような過ちを犯さないためにも、

せっかく取り戻した信頼を
無にしてしまわないためにも、

『あなたの思いが夫に届かないわけ』

を知ってほしいと思ったのです。


もちろん、これまでの記事の内容を
実践していない方でも、このことは
すぐにでも知っておいてほしいことです。



では、

それを知った、あなたはどうするべきなのか?


それは、あなたの思いを夫に
『言葉にして』伝えるということです。


つまり、してくれなかったことに落胆して、
そのことを責めるのではなく、

『男性と女性の違い』として受け入れることです。

そして、あなたがして欲しいことを
ただ言葉にすればいいんです。



もちろん、言葉にする内容によって、
受け入れられやすいことと、
もっと信頼を要することがあります。


信頼を築くために、まず初めにおすすめするのは
以前の記事で紹介した『頼る』ということです。

なので、信頼が足りていないと思われる場合は
『頼る』ことから始めて見てください。



それでは、

あなたが、察してくれないと感じている
ことは何でしょうか?
3つほど挙げてみてください。

その挙げた内容を
『男性と女性の違い』として受け入れてみましょう。

そして、どんな言葉で伝えると
いいのか考えてみてください。

そして、言葉にして伝えてみてください。


そうすれば、夫はあなたのことを
もっと理解してくれるようになります。


その結果、

夫が帰るときにあなたを気遣って、
一言電話やメールをしてくれる。

夫があなたとの時間を楽しみにして、
少しでも仕事を早く終わらせて
帰ってきてくれる。

重たい荷物を持っていたら、
それを自分から持ってくれるようになる。

そんな日々を過ごせるようになるでしょう。


次回はあなたの思いを伝えることについて、
ちょっとしたアイデアを紹介します。

楽しみにしておいてください。



今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。


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