何を思ったのか、娘は今日、突然登校しました。

朝一番に家を出る息子のために、今朝は6時半に起きようと

目覚ましで起きた私は、リビングでバタバタしている娘に遭遇。


こんな朝早くから、娘の顔を見るのは何ヶ月ぶり?

あまりの驚きに、言葉も出ず、呆然と突っ立っていたら

「学校行くから」とのこと。


「そうなの…」とだけ私は言って、あとは見て見ぬふりをしながら

息子の食事の支度を始めました。


主人も息子も、ただびっくりしながら、でも何も言わず

娘は自分だけで支度して、勝手に出て行きました。


あれから、今は、もう午後の2時過ぎ…

学校からは電話もなく、ということは、学校にいるのでしょうか。


午前中、放心状態であった私は、取りあえず、掃除に洗濯をこなし

喜びよりも不安の大きい、なんともいえない、この感情をまぎらし

「やっぱり登校したんだ」と今、改めて考えました。


昨日まで、布団の中にいた娘。

この半年以上、機嫌が良いときもありましたが

登校する意思は、全く感じられず

私は、学校のことはあきらめ、忘れかけていたところでした。


なぜ、今、再び学校へ戻ったのか

まだ体調は万全ではないはず

せっかく良くなってきたのに

再び倒れたら今まで以上のダメージではないか

中3だからか、ということは、高校へは行くつもりでいるのか


何もわからず、ただ自分の頭の中だけで、悶々と考えながら

やるべき家事をこなしました。


ふっと、我に返って…


考えても良くわからない。だけど本人にどうするかなんて聞けない。

少なくとも、娘は布団の中で、何かを考え続け、何かを思い決意し

行動に出た。

明日どうるのかはわからないけれど、自分の力で登校したことを認めて

だけど、私は期待してはいけない。


『子供は、ホカっておけば、いつか必ず自分の力で動き出す』

と良く言われます。


今日の行動が、娘の「動き出し」かどうかは、まだ定かではありませんが

突然、行動を起こす、って、こういうことなのか

と、驚きを通り越し、まだ放心状態から抜けきれない私でした。