英語ニュースで文法と語彙を学ぶ

英語ニュースで文法と語彙を学ぶ

英語ニュースを読んで、文法を理解して語彙を増やします。
「なんとなくわかったつもり」で終わらせてはもったいない。
著作権の問題で引用は制限されていますので、リンクで原文を辿って下さい。

きのうカルチャーセンターの授業で、生徒さんのひとりが「広告出てますよ」と家から持参した読売新聞を見せて教えてくれました。言われなければまったく知らないままでした。その生徒さんはすでに書店で購入されていたのですが、書店では自分では見つけられず、店員に探してもらったとのこと。「ごっそり」がキーワードなのですが背表紙上のその文字が非常に小さいので、見つけにくいですが、「語源×語感×イメージ」で探してみてください。

内容については ”ごっそりってどんな本” でGoogle検索してみてください。

 

書店では中高生や受験生が訪問する学参書のところでなく、語学書のところにあります。中高生や受験生に見て欲しいので、連休の帰省の際のお土産などにどうぞ。

 

この本を紹介します。


「ごっそり覚える」ってどんな本?

  • 英単語をごっそり覚えられる本です。
  • 根性でなく感性を活用して覚えるコンセプトです。
  • イラスト図解はもちろん、オノマトペ的に考えたり、語根を音が似ている日本語や漢字に重ねたり、語呂も使ったりする覚え方の工夫を満載した本です。
  • そうすることで、英単語暗記のハードルをぐっと下げます。


誰が読んだら役立つの?

  • 受験生を含む中高生
  • 英検受験者やTOEIC受験者、仕事で英語を使う方々


中高生の現状は?

  • 中高一貫の中学生、そして大学受験を想定した高校生は、学校指定の単語集を使週に20~50単語を暗記させられ、毎週試験を受けさせられます。
  • 「ターゲット1200」(英検3級レベル)、「ターゲット1400」、「ターゲット1900」(同準1級レベル)。ほかにも、「速読英単語」「Basic」など
  • 大学受験生にとって英検準1級合格は非常に重要です。取得していれば、大学入試で優遇されるからです。本来は英検2級が「高校卒業程度」のはずですが、大学に入るためにはその上をいかなければなりません。学校が単語を自主学習させるのはこのためです。


大学生や社会人の現状は?

  • 単語に関しては何から手をつけたらいいのかわからず、ネット上などで薦められている単語集を購入します:

   「金のフレーズ」「キク単」など

   「文単」「でる順パス単」など

  • またはスマートフォンなどのアプリケーション


だけど実際、中高生も大学生・社会人も・・

  • 覚えようとしてもまったく頭に入りません。”念仏”や”呪文”を覚えるのに近いです。苦痛に耐える「根性」が必要で、それがなければ長続きはしません。


「根性派」と「語源派」の声

  • 2018年に「英単語の語源図鑑」が出ましたが、「根性で覚えろ!」派の先生からは、「回りくどい」「かえって面倒」という声もありました。(それは誤解ですけど)
  • 「語源で覚えたい」学習者からも、「語源の考え方はわかるけど、語根の数が多すぎてとても全部は覚えられない」の声がありました。
  • そんな事情で「語源図鑑」を買ったけど活用できないという人が多くいるようです。


「語源図鑑」を活用できない人がなぜいるの?

  • 接頭辞+語根の数が多すぎるcon‥やde‥など似た語が多すぎ。ducって語根、どういう意味?cessってなんだっけ?あまりに多すぎて頭に入らない。
  • 「語源で覚える」って、ハードルが高すぎる。覚える接頭辞・語根はざっと200以上。普通じゃ覚えられない。収録語が不十分語源図鑑には簡単な語が入っていない。
  • 「これほんとに覚えなければいけないの?」というレベルの単語もある。「芋づる式」ってことだけど、せいぜい5語くらいしか芋づるにならない。掲載語は約800語。「正・続」合わせても1600語程度。語源を知りたい単語を索引で調べても、出ていないことが多いから、あまりあてにできない。


ではどういう本が求められるの?

  • 接頭辞や語根を覚えやすくする/語源を活用するハードルを下げる。
  • 収録語を多くして(2400語)、かつ、英検やTOEICに対応できるようにする。


「箸にも棒にも掛からん語」をどうやって引っ掛けるの?

  • 感性1:オノマトペ的に考える:plは「ピラ」、swは「スイスイ」など
  • 感性2:アルファベットを感じる:Lは長い、Rは丸い、Pは痛い など
  • 感性3:日本語(和語)で表す:archiは「あるじ」、mountは「盛り土」 など
  • 感性4:漢字で表す:ducは「導」、ceedは「進」、genは「源」 など
  • 知っているカタカナ語につなげる:コンクリート、エージェント など
  • 意味を持った語呂を使う:itinerary(旅程表)は「行って乗り降り」

 

2400語も覚えられないんじゃない?

  • 単語はレベル分けしてあります。自分のレベルのものが選べます。
  • 英検2級を目指す方や準1級を目指す方、大学受験する方やTOEIC受験を考える方に活用いただけます。
  • 調べて使う:学校や予備校指定の単語集や、お使いのTOEIC対策単語集やアプリの単語を索引を使って調べれば、語源構成がわかって覚え方もわかり、ついでに似ている語も「ごっそり」覚えることも可能です
  • 高校の教科書や話題の新聞記事に出てくる単語、実際のビジネスで使う単語を意識して入れています。
  • 英検2級や準1級の過去問で検証した結果、語彙問題などの単語の80%をカバーできています。
  • 「端から端まで読んで覚える」というより、「調べて覚える」という使い方ができる「事典」です。だから「多さ」が活かせます。
  • 「2400覚えてね」ではなく、「2400語が調べられる」という本です。


どうやってハードルを下げてるの?
こうやって下げています:

 

 

語源構成を理解することのメリットは「覚える」だけではありません。類語間の意味の違いがわかったり、訳語では表されないようなほんとうの「意味」がわかります。

 

発売に先立って読んでくれた方々からのフィードバック:

  • 「英単語暗記のコツが網羅されている。いろいろな方法を駆使する、知恵が詰まったすごい本。高校指定の単語帳に出てくる単語を調べて覚えられる。」(大学2年生)
  • 「英単語を馴染みのある日本語や感覚と結びつけて覚えるという方法が特にとても新鮮で面白く画期的!単語学習のあるあるの悩みを解決してくれる学習法だと感じました。」(大学1年生)
  • 「これまでにない単語の本。知らなかったことや目から鱗の情報ばかり。知らない英単語の意味を推測出来るようなセンスが自然に身に付くと思います。様々な角度から単語を紹介し大変覚え易い構成になっています。英語が好きな生徒はますます好きになるし、苦手意識がある生徒もイラストが豊富で楽しく覚えられます。」(中学校英語教師)
  • 「受験や英検に必要な重要単語がまとめて覚えられます。大学受験を控えている高校生、英検準2,2級を目指している中学生にもお薦めしたいと思いました。似ている単語の使い分けの質問にも対応できるので、講師の先生方にもお薦めしたいです。」(英語塾講師)
  • 「英語学習疲れしている人にも優しい。イラストに込められた色んな意味を探す楽しみがあり、ページの印象が可愛いので、手元に置いて日常的に読みたいなと思います。読み物としてもじっくり読めて、色んな使い方もできて、長く楽しめる本だなと思いました。」(会社員)


英単語の見え方が変わります。長く使ってください。
著者 すずきひろし