心学「人を責める」
人を責める人間は自分を責めない。
人を誉める人間は自分を誉める。
人の欠点や落ち度を探すのに長けている人間、
自分の欠点や落ち度を探さずとも、
以前から熟知して、自分では改心しない。
改心する心の力が弱く、人を蔑んで引きずり落とす。
それが青少年期から始まると成人や壮年になっても、
治ることはなく、意地悪な老年の人間と評価される。
何気ない人を責める言葉が重なり、
心の奥に定着して、自分の本性となり、
やがて性根となって大きく育つ。
人間の心は天地自然の道理に従い、
植物と同じように発育する。
それも全て自分の心が為すことである。
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