土地家屋調査士法人えんの小泉です。

 

今回は私事なのですが、今年の調査士試験になんとか合格することができましたので、
調査士試験について書かせて頂こうと思います。

 

土地家屋調査士試験は国家資格ですが、午前の部と午後の部という試験があります。

 

まず午前の部というのは、主に測量業務についての知識を問われます。


午前の部については、測量士または測量士補等の資格を持っていると免除されます。

 

次に午後の部ですが、調査士試験というと主にこの午後の部のことを指していて、
この午後の部というのが合格率4~7%という難関になっています。

 

ここでは民法、不動産登記法、土地家屋調査士法の知識が五者択一で、全部で20問出題されます。


また、21問目、22問目に書式問題というものがあり、それぞれ土地に関する登記申請書と
図面(地積測量図)、建物に関する登記申請書と図面(建物図面、各階平面図)を作成するという、ちょっと変わった試験になっています。

 

そして午後の部に合格すると、口述試験というものが行われます。


ここでは登記官と企業面接のような形式で、調査士の業務に関わる法律について質問がされ、頭で答えるという内容になっています。

 

口述試験で必ず答えられなければならないのが、土地家屋調査士法ではないかと言われています。


土地家屋調査士法には、土地家屋調査士が普段から常に品位を保持し、公正・誠実に業務を行わなければならない旨の内容が書かれています。

 

こういった心構えのような法律があることも珍しいのではないかと思いますが、それも土地の筆界を復元するという、非常に公共性の高い仕事ならではの規定なのではないかと感じています。

 

依頼者さんやその隣地の方々に安心して立ち会って頂けるように、土地家屋調査士という仕事の質を高めていければと思います。