先日、新聞の折込広告に目が釘付けになりました。
それは「古い洋酒買い取ります」の広告。
実家には、まだ海外のお土産として洋酒が喜ばれた時代、
父が買ってきたり友人からいただいた洋酒が20本ほどあり、
ここ数年母が、「じゃま~」と処分したがっていたのです。
早速、仕事帰りに実家に寄り、件の洋酒を車に積みこみ、
母を伴って人吉市のとある施設にある特設カウンター(?)に、
持ち込みました。(閉店時間が迫っていたので大慌て!)
査定が終わり、ちょっとチャラいお兄さんが言いました。
「いくらぐらいになると思います~?当ててください」
おいおい、私はこれから帰って夕食の準備もしなきゃならんのに
まさかのクイズ?
とは思ったもののそこは大人の対応で、
「見当もつきません。いくらなんですか?」と応えました。
ちょっと「あてて?」「いや、本当にわからないから」との
問答があって、やっと査定額の書かれたメモを見せてくれました。
そこにはなんと「990円」と目を疑う金額が書いてありました。
見当もつかないと言ったものの、
せめて1万円は下らないと思ってたんですよね、実は
なので「持って帰ります!」と言い、
元の箱に、洋酒を詰め始めました。
すると、途端にお兄さんたちが慌てだしました。
「どうせ飲まないんでしょう?売ったらいいじゃないですか」
「こんな金額なら友だちに配ります」
「お友だちに配っても一銭にもならないじゃないですか」
「いや、一銭にならなくても喜んでもらえるかも」
と箱詰め作業をしながらそう言うと
「ならば、せめてこれこれを売ってください」
と交渉態勢になりましたが、もう全部詰め終わっちゃったもんね。
というわけで、母が処分したがっていた洋酒は
全部お持ち帰りとなりました。
でも、実際のところ、あの査定は妥当だったのかどうかは
今もってなぞです。
それともうひとつ。勢いで言ってしまったものの、
ビール、ワイン、焼酎しか飲まない私の友人たち。
件の洋酒をもらってくれる人が本当にいるのか・・・
それも今のところなぞです