今日は、「質問」について
お話してみますね。
セミナーで「質問」について
取り上げることが多くあります。
社員に気づきを与えるには
リーダーは「質問」をするべきと
本に書いてあります。
でも、
この「質問」は簡単ではないですね。
どのような「質問」をしたらよいか悩みます。
今回は、社長とリーダーに
に気をつけてもらいたい
フレーズを取り上げます。
「質問」とは何か?
「質問」とは・・・
わからないことをたずねること
という認識を持ちませんか?
子どもの頃、先生から
「質問はありますか?」
とよく言われました。
この時の「質問」の意味は
わからないことはありますか?
ということですね。
私たちは、
「質問」=わからないことをたずねること
と潜在意識で思い込んでいる
ところがあるのです。
今回は「質問」の概念を改めてもらいます。
リーダーが知っておいた方がよい
効果的な「質問」とは?
相手に考えされる問いかけ
社員の仕事を見ていて疑問に
思うことがあるはずです。
その時ついつい
なぜ、できないの?
なぜ、勝手なことをするの?
なぜ、ちゃんとやらないの?
と言ってしまいませんか。
リーダーは社員の行動が
理解できないから、
このような質問をしてしまうのですね。
しかし!
あまり効果的ではありません。
なぜ・・・しないのか?
といった質問をしても
社員本人は答えようがなく
思考停止に陥ります。
では、
効果的な質問に変えてみましょう。
なぜ? から 何? に
表現を変えます。
なぜ、できないの?
⇒ できない原因は何?
なぜ、勝手なことをするの?
⇒ そのようにした理由は何?
なぜ、ちゃんとやらないの?
⇒ ちゃんとできない要因は何?
何? に変えた質問は、
その次の問いかけにつながり
やすくなります。
できない原因は何?
ーどうしたらできるようになる?
そのようにした理由は何?
ーやってみてどうだった?
ちゃんとできない要因は何?
ーどういうやり方がベストだと思う?
いかがでしょうか。
なぜ・・・しないのか?
の質問と比較すると
相手に考えさせる問いかけに
なっていると思いませんか?
普段のやり取りで
社員に考えさせる問いかけを
工夫してみてください。
工夫の積み重ねは
社員の成長スピードを速めますよ!
最後までお読みくださりありがとうございます。