人材育成の勘所とは | 社長力アップの専門家 安室元博  高収益経営実践講座

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最短10ヶ月で高収益経営を実現した「社長力アップの専門家」の安室が渾身のネタを披露します!

こんにちは。安室です。


本日のQ&Aは、趣向を変え
私からクエッションを出しますので、
アンサーを考えみてくださいね。


NO.25=======================
Q. 御社も人材育成をしていると思いますが、
どんな人材を育てることを目的にしていますか?
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A. どのように考えますか。。。


答えはひとつではなく、
色々な考え方があると思いますが、

私がこれまで人材育成の場面で
300以上の会社に触れ
経営者にお会いしてきてわかったことがあります。


どんな人材を目指して人材育成をしているのか?


大きく分けると二つの傾向があるのです。


それは、求める人材像が・・・


一つが、「会社にとって都合のよい人材」

もう一つが、「社会に役に立つ人材」です。


「会社に貢献する人材」になってもらうことは
当然のことですが、

前者はそれが目的であり、後者はそれが手段なのです。

会社にとって都合のよい人材を育てたいと考える会社は
育成にかかる費用とその効果を意識します。

そのため、業務に必要な技術や知識を身に付けることを
最優先させます。

対象は、新入社員から30代後半まではが対象になります。



一方、「社会に役立つ人材」に育てようと考える会社は
人間教育をします。

専門領域の教育はもちろんしますが、
人としてどうあるべきか。どのように考えるべきかを
繰り返し教育しているのです。


対象は全員で、50代になっても対象です。



300以上の会社をみてきましたが
このように2つの種類に大別されます。


どちらが、良いとか悪いとか言えませんが、


前者のような会社は
なぜか、社員の定着率が低い傾向がありました。


そして現在、私とお付き合いが続いているのは

後者の「社会の役立つ人材」に育てようと
考える社長だけです。


不思議ですね。。。