事前の計画段階では候補には挙がっていたけれど
出発前の最終段階では泣く泣く外していた「天龍寺」。
しかし、現地であっけなくリスト入り。
旅は臨機応変。
その場その場の状況で行程など変えればよろし。
そんなわけで「天龍寺」。
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。山号は霊亀山(れいぎざん)。寺号は正しくは霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)と称する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石である。足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。 |
「ブラタモリ」の京都・嵐山編の時にタモさん一行も訪れてましたね。
諸堂と庭園の参拝料を払い
まずは建物内へ…
入ってびっくり。
涼しいっ!!!
外は30度超えの真夏日なのに、
方丈の中は心地良い涼しい風が吹き抜ける。
もちろん冷房などのエアコンがあるわけではない。
自然の風。
障子を開け放っているだけで、これほど風が抜けるものか。
日本家屋の素晴らしさを改めて実感。
そういえば、実家も元々は昔ながらの、
薩摩独特の「おもて」と「なかえ」を引き継ぐ家だった。
夏場は家中の障子を開け放っておけば、
ここちよい風が吹き抜けていたなぁ。
うちにはエアコンなどなかったけれど、
それで夏場をしのいでいたのだから
やはり伝統的日本家屋って素晴らしいわ。
しばし、畳の上に座り、曹源池庭園をぼぉーーーと眺める。
畳のひんやりとした肌触りが心地良い。
寝っ転がって昼寝したい気分だったけど、ここは寝そべるのは禁止
廊下を渡って「多宝殿」へ
途中にある水路の流れが涼しさを一層引き立てる
大方丈に戻って、そう「天龍寺」と言えば、庭ともう1つの見所は…「雲龍図」
法堂のものもあるけれど
こちらは大方丈の襖絵
迫力満点。
さて、外に出て、今度はお庭を直接散策。
「曹源池」の向こう側の段差、
そう「ブラタモリ」で出てきた「断層崖」。
「断層崖」を横から
竹林も見事。
そんな感じで
急遽参拝を決めた「天龍寺」ですが
1時間近く滞在したのでした。