「安心してください。 噴いてますよ!」|桜島噴火 | 週末のトリゴニア。【ほぼAFTERSCHOOLブログ】

週末のトリゴニア。【ほぼAFTERSCHOOLブログ】

ほぼAFTERSCHOOLについて書いてます。
もちろんORANGE CARAMELについても書いてます。
NU'EST、ハンドングン、SEVENTEEN、PRISTINについても書きます。
つまりPLEDIS中心のブログです。

昨日の夜19時過ぎに

珍しく妹(東京在住)からメッセージが。


妹「桜島、やばくない?」


「はぁ?」 私には何のことやら分からない。


で、ネット見てみると、Yahoo!のトップに「桜島噴火情報」が出てる。

「あぁー、これか」

よく見ると、気象庁やNHKをはじめ報道各社が一斉に速報出している。


噴火したのなんて、まったく気付かなかったけど…。

「どんだけスゴイ噴火したんだよ!?」

と桜島のLIVE映像を見てみる。


真っ暗で分からない……。



とりあえず妹には

「活火山だから、そりゃ噴火もするでしょ
 去年の夏からおとなしかったから、そろそろ火も噴くでしょ」

と返しておいた。


妹「●●(姉)に電話しけど “へー、そーなのー”だって。
  騒いでんのは周りばっかりだね。
  大丈夫ならよかった」


あぁ、そんなもんだよ。


とりあえずネットなどで噴火のレベルや状況などを見てみたが

確かにたいしたことない。

桜島としては通常レベル。


昨年の9月以来、5ヶ月ぶりに噴火したもんだから、報道各局が騒いでるってのが実際のところ。


夏に警戒レベルが4に引き上げられて

「これはついに大正噴火以来の大噴火かっ!?」とザワザワした。

しかし、それ以降、一気におとなしくなっちゃって…

9月を最後に昨日まで噴火がなかった。


去年は1月から9月まで700回噴火していた。

一昨年は年間1000回くらい噴火してた。

そんな火山が5ヶ月も噴火しなかったので、不気味っちゃー不気味。


事実、鹿児島県民の心情としては…

「噴火がなくて火山灰が降らないのはいいんだけど……
 そろそろ噴火しておいたほうがいいんじゃないかなぁ…
 小出しにエネルギー放出してくれてるほうがいいんだけど…」

「このまま噴火せずにマグマを溜め込んで一気に大噴火は怖いなぁ…」

って思いはあった。

なので昨日速報が流れた時は、
それは確かに「ついにっ(大噴火)!?」と驚いたけど

落ち着いて見てみると

「なんだ、いつもの規模じゃん」

「通常、通常」

と思った。


逆に周りが(中央のテレビ局など)が、トップニュースで伝えたり、鹿児島から中継したりするのを見て

「いや…、他に取り上げるニュースあるだろ…」
「そんな大げさにしないでも…」
「逆に風評被害につながるからやめてくんないかな…」

って、大多数の鹿児島県民は思ってた。


地震学者も引っ張り出されてさ

キャスターが

「今回の噴火のメカニズムは!?」
「住民の避難の必要性は!?」
「警戒レベルが引き上げれましたが、今後甚大な被害が起こる可能性は…」

と深刻な顔で質問する。


おそらく地震学者も

「いや、桜島にとっては普通の状態だから…」

って思ってたはず。


桜島に向かうフェリー乗り場からの中継もあって

「住民のみなさんは、至って冷静に行動しています」

とかレポートしてたけど…

そりゃそうだ。
だって、普通のことだもん。


    ※県民の反応(ニュース記事より)

    対岸の桜島と鹿児島市街地を結ぶ桜島フェリーの市街地側ターミナル。
    桜島から市街地の自宅へ帰宅途中の会社員山口博さん(54)は船内のテレビで噴火を 知った。
    「桜島にいたが、全く気づかなかった。長く爆発がなく、やっと通常に戻った感じ。静かな方が怖いので、逆に安心しました。鹿児島にとってはこれが 普通。県外の人が危ないと思わないかが心配」


あの程度(噴煙が上空2200mまで上がった)の噴火じゃ
避難はしないし、
電車も止まらないし、
店が閉まったりもしない。



火口から真っ赤な火柱が上がり、噴石が飛び出す映像を見て

「桜島やばいっ!」
「溶岩がすごいことになってる!」

という類のツイートもありましたが…


確かに山腹が真っ赤に染まっているのを見て

「溶岩だっ!」って驚いたかも知れないですけど…


あれ、溶岩(マグマ)じゃないです。

キラウエア火山とかみたいに、ドロドロに溶けた溶岩が流れ下っているんじゃないか?って思ったかも知れないですけど

火口から吹き出した噴石などの噴出物が赤く見えてるだけです。

周りが暗いから尚更よく見えてるだけで、溶岩がシャーシャー吹き出して、
ダラダラと麓に向かって流れくだっているわけじゃない。


あと、噴煙の中に稲妻がバスンバス光ってるの光景を見て

「うわあーーーー、桜島がぁーーー」って驚いてましけど

あの雷(火山雷)もごくごく普通に見られる現象です。





久しぶりの噴火だったんで、そりゃ県民も

「噴火したねー」
「久しぶりだねー」

って話はしましたけど

トップニュースで長々と扱うほどではないなぁ…


まさか昨日一報が入った後に
阿部リポーターあたりが羽田空港へすっ飛んで
鹿児島入りしてるんじゃないか…
と期待しましたが…


中央のメディアは
鹿児島県民が
飛び交う火山弾や火山灰から逃げ惑ったり
迫る溶岩から逃れるように桜島を脱出する映像を期待しているんじゃないか……

と勘ぐってしまうほどです。


大丈夫です。

鹿児島、今日もいたって普通です。

桜島が噴火するのは
鹿児島県民にとっては至って日常の光景。

特に騒ぐこともなく
「あぁ…、洗濯物外に干しっぱなしだ…」とか
「昨日洗車したばっかりなのに…」
って思うくらいです。


来週末あたり鹿児島旅行を計画しているみなさん。
全然、大丈夫です。

安心して鹿児島に来てください。


やっぱり鹿児島の醍醐味って言えば、噴煙を上げる雄大な桜島の姿です。

ここ5ヶ月はその姿が見られなかったのですから。





それよりも
今朝未明の台湾の地震のほうが心配です。
台湾人のアフスクペンもいるので、どの程度の被害なのか…
心配です。