良寛が出家した光照寺へ向かいます。途中 念相寺があります。お寺の掲示板に次の言葉がありました。
「泣いた分だけやさしくなれる」
「笑った分だけしあわせになれる」
ここには「おけさ」源流地碑があります。源義経の家臣だった佐藤継信、忠信の母・音羽御前が、戦死した兄弟を悼む旅の途中で出雲崎に辿りつき尼僧となりました。弔いを続ける中で建久元年(1190年)兄弟が戦で名誉ある死を遂げたと聞いて嬉しさのあまり袈裟を着たまま唄い踊ったところから「けさ」→「おけさ」となり、後年「佐渡おけさ」などの源流となったとされます。
念相寺の石塀からはみ出すサルスベリの幹
こちら萬院寺の樹齢200年以上あると思われるイチョウ
光照寺は念相寺と萬院寺の間を抜けた奥です。
光照寺境内に入って来ました。足元に佇む観音像
ホトトギスが咲いています
つづく