長岡市栃尾紀行の最後は小貫(こつなぎ)にある羽黒神社です。こちらのお目当ても彫刻です。細貝丈八の彫った海老虹梁(えびこうりょう)に絡む双竜。
羽黒神社の由来は次の様になります。源義経家臣の佐藤継信・忠信兄弟が義経を守るため命を落としました。母親の音羽御前(奥州平泉の藤原秀衡の妹)に越後の地に出羽三山の羽黒権現を祀るようお告げがあり、創立したと言う言い伝えがあります。境内のある巨木ケヤキとカシ。ケヤキは樹齢300年、カシは北の植生限界となっています。
また境内には小貫出身の実業家 外山脩造の顕彰碑があります。阪神電気鉄道やアサヒビールの創業者です。阪神タイガースの生みの親とも言われ、球団名を幼名の「寅太」にあやかったと言う説があります。
以上栃尾紀行終わり。