この作家さんの本は、いろいろ読んでますが
こんなに鳥が好きな人とは
知りませんでした。
実際は、そのまんまタイトル通り
あちこちに渡り鳥を観察に行ったお話でした
それと同時に
外国へ渡った人の話から 捕虜になった人
北海道の開拓を行った人、収容所の話まで・・・
鳥に限らずいろんな視点から描かれています
鳥の描写は 思わずニマニマしてしまうぐらい
面白いです
本の中で紹介された鳥で気になったものを
作者の言葉を借りて紹介すると
ただひたすら困惑しているーーという顔の
ツノメドリ
http://homepage2.nifty.com/kohyuh2/nisitunomedori.htm
ほんとに迷惑していますーという顔の
エトピリカ
http://www.ehhon.com/etopirika/page/pirika01.html
子育てのためにおなかいっぱい詰め込んで
動きが鈍くなっていざという時、すぐに行動に移せないとか
日本では、北海道で見られるらしいですが
かなり少ないらしいです。。。
動画
http://www.youtube.com/watch?v=Guo5vEtEAX4
渡り鳥の飛来状況調査(環境省)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/migratory/ap_wr_transit/index.html
↑
よくわかりませんが、興味のある方がいれば・・・。
この他に 宿泊したホテルの紹介もあって
名前は記載されていませんでしたが
想像するだけで 行ってみたくなる感じです。
URLは、たぶんココかなぁ~と思った場所です
チミケップ湖のほとりのホテル
いい感じですね~
おしまいに本文から抜粋。
渡りは
1つ1つの個性が
目の前に広がる景色と関わりながら
自分の進路を切り拓(ひら)いていく
旅の物語の集合体である
その環境が
自分の以前見知っていたものと
違っていたとしても
次に取るべき行動は
最善の方向を目指すため
今出来ることを
ただ実行してゆくことだけで
鳥に嘆いている暇などない