読みかけの本を読み終えました。
武田砂鉄さんのラジオに也哉子さんがゲスト出演されていて、この本の発売を知りました。
感受性豊かなこの方の綴る言葉、発する言葉のひとつひとつが響く。
力強さとしなやかさとを持ち合わせた絶妙なバランスの佇まい。
どこか自信なさげで肩の力が抜けているけど芯はたしかにある、というか。
この本は、週刊文春WOMANでの連載を本にしたものだそうです。
也哉子さんがどういう人に会いたい、話をしたいと思ったか興味深々。
内容は期待通りで、読んでいて心地良かった。
内田也哉子さん、この時↓に知ってから、なんでか妙に惹かれます。
本木雅弘さんとの初めての夫婦対談が収録された雑誌も買ってみた。
まだ読めてない。
本を読んでいて、書き留めた言葉は沢山あったけど
也哉子さんが、母 希林さんについて
"誰かに対してじゃなく、自分に対してのプライドの所在がはっきりした人だった"と評していて
あぁ、私もこうありたいなと思ったな。
私自身は、俗っぽいところが普通にある人間なので
この本に出てくるような清々しい人に憧れてやまない。
歳を重ねて少しずつ肩の力が抜けてきつつあるので
要らないものを自分なりにもっともっと削ぎ落としていけたらいいなぁ。