はい、いつものトラブル対応の回がやってまいりましたorz
 

もう17回目になっておりますが、いつも最終回の気持ちで書いておりますありえないけどw
 

ではどうぞ。


・ヒーター断線(M508)


ホットエンドのヒーターがようやく断線しましたw
 

稼働して丸2年ちょっと位です。
 

エクストルーダ周りをメンテする度にヒーターの配線の根元がぐらぐらしていたので、もうすぐ断線するだろうなぁと思ってから1年位経ちましたw
 

故障は、造形途中で「Thermal Runnaway」エラーが起きて、再度造形するも、今度は「Heating  Failed」エラーになりました。


ここでヒーターが怪しいと思い、ヒーターの根元を手でグラグラさせてみると、根本付近が真っ赤に発光(火)していましたw

 

ヒーターの予備はEnder-3の時に間違って買った12V用があったので(Ender-3は24Vヒーターです)、交換はすぐにできました。


交換自体はヒートブロックからヒーターを固定しているイモネジを緩めて抜き、メインボードにねじ止めされているヒーターのケーブルを外して、逆の手順で新しいヒーターを取付けるだけです。
 

ここもエクストルーダが造形中に動くことでどうしてもストレスがかかりやすい場所なので、いずれまた断線するとは思いますが、次もまた2年後位だと良いなぁと思ってますw
 

このブログでも何度も繰り返して言ってますが、火災の元になるヒーターも当然のように故障しますので、稼働中は異常発生時に即対応できるようにしておくことが大事かと思いますので、どうぞご注意くださいませ。


・MINTEMP発生(M508)
 

室温が5℃以下だったため発生w
 

このチェックはおそらくMarlinの修正で無視できるとは思いますが、それ以前に寒すぎて自分含めて稼働には適してませんですw

 

・ノズル詰まり・プラットフォームシート破れ(Ender-3)
 

プラットフォームシートが度重なる造形で真ん中が破れました。


破れは2ミリ四方程度だったのでそこを避けながら造形していたのですが、ノズルも詰まってきたので、まとめて交換しました。
 

ABSの造形はプラットフォームシートを貼ってあるグラスファイバーシートごと反ってしまうので、今回はビルドプレートに直接プラットフォームシートを張り付けました。
 

ビルドプレートはY軸ローラーのついているフレームにビスで4か所固定されているのですが、ベッド面がビスの頭によってわずかにへこんでいます。
 

この周辺では樹脂の定着がちょっと悪いかも知れませんが、比較的中心からは離れているので、ベッド全体を使うような大きな造形をしない限りはあまり影響ないかなと思っております。


・樹脂臭の逆流
 

我が家は3Dプリンタを押し入れの中で稼働させていますが、稼働中に発生する樹脂を溶かした臭い(特にABS)は、通常部屋の方には入ってきません。
 

我が家が木造の古い家のためかもしれませんがw、押し入れでは負圧が発生しているため、樹脂臭は押し入れからおそらく外部に排出されています。
 

が、ある日の荒天で外で暴風が吹きまくっていた時は、樹脂臭が部屋に逆流してきました。
 

押し入れの扉をしっかり閉めていても樹脂臭はすき間からヒューヒューと吹き出してきますorz
 

私的にはABS臭で恍惚とする変態なので全然問題ないのですが、家族が倒れるかもしれないのでw、その日は可動中止しました。


なので、押し入れ稼働派の人でも樹脂臭を外部に逃がす対策はしたほうが良いかも知れません。


※マメ知識
 

・プラットフォームシートを簡単にカットするする方法
 

サイズを合わせるためにプラットフォームシートをカットする場合、カッターだと何度も切り込みを入れないと切断できません。


が、カッターで表面をなぞって、そこを折り曲げるだけでパキッと折れてカットできますので、ぜひお試しください(同じポリカーボネートのRCカーのボディカットと同じ要領ですw)。


では、次回その18でお会いしま(ry