ドント・スティール 強盗の果て | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ
ある人物からの情報で、真夜中金細工を生業している老夫婦の家に強盗に入った3人の男女。首尾よく老夫婦を縛り上げて、情報の通り家の奥に鉄の扉で仕切られている工房にあった、金細工品を盗もうとした。が、縛り上げ方が甘かったのか、老夫婦の反撃に会い、逆に3人は工房に閉じ込められてしまう…。その時3人はまだ、老夫婦にはまったく別の顔があることを知らなかった!(メーカーサイトより)

 

■ネタバレ
*<口では真実を隠せても、目は必ず真実を語る>
*金細工の工房に押し入った男女3人組の強盗。老夫婦を拘束するが、反撃に遭って工房に監禁される。

*老夫婦の夫アントニオが3人組それぞれの秘密を暴露。ステファノは中止にした筈のボウリング場強盗を単身で実行して、仲間にそれを隠していた。ステファノとアリアンナは恋人同士だが、アリアンナはロベルトと浮気し中絶していた。
*男2人が揉み合いになり、ロベルトがステファノを射殺。1番の健康体だったステファノの死を悔やむアントニオ。そんな中、見慣れないSUV車が道端に放置されていたため、警官が老夫婦宅を訪ねる。手を縛られていた跡や、地下室を映し出す監視カメラ等を誤魔化し切れず、妻ジョヴァンナが警官を刺殺。
*ロベルトとアリアンナは地下室から更に地下深くへと続く階段を見付けて逃げ出すが、そこで催眠ガスにより意識を失う。気が付くと横たえられ、拘束されている2人。実は老夫婦は人体改造を行っている。被害者は瞼を切り取られ、眼球を入れ替えられる。それはヒトの内面、心の奥底を見るための行為。
*獲物を手引きしているのは強盗3人組に雇われていたジュリオで、老夫婦の息子だ。先ずロベルトが夫婦の餌食に。その隙にアリアンナは長いピックを掴み、手錠を外す。アントニオが接近した時、その右眼にピックを突き立てる。アントニオは絶命。
*逃げようとするアリアンナにジュリオが掴み掛かり、彼女は拾ったメスを相手の腕に刺す。それでも取り縋るジュリオをハンマーで撃退。(致命傷ではない。)遂に家から脱出したと思った時、背後からジョヴァンナが睡眠薬を注射して、アリアンナは倒れ込む。家の中へと引き摺り込まれるアリアンナの身体。
*再び拘束されるアリアンナ。息子が父の跡を継ぎ、再び人体改造が行われるのだった。(改造に成功したのか、最後には義眼を埋め込まれて不気味に微笑む女の姿がある。)

 

■雑感・メモ等

*映画『ドント・スティール 強盗の果て』

*レンタルにて鑑賞

*舐めてた相手が予想外系のイタリア製スリラー

*予想外に狂っていて、割と何を言っているのか分からない次元。とは言え強盗3人組の人間性も終わっているから、これはハッピーエンドなのかもしれない。
*冒頭に「少年少女3人組に男性が刺される」という過去の映像がある。途中には「3人組のせいで20年間入院」との台詞が。刺されたのは老夫婦の夫なの?(同一人物に見えないので、その父親??)警官に言う「私の目の前で両親を殺した」云々は作り話だと思うけど、刺すシーンがあるので紛らわしい。
*<口では真実を隠せても、目は必ず真実を語る>、誰の言葉なのか字幕には出ないし読み取り難いけど、ブルガーコフなのかな?(自信なし。)