佐藤クマ 「おや? リカちゃんお久しぶり。どうしたんんじゃ?
 
なんだか元気がないのぅ。悩みがあるなら、この佐藤のじーさんに話してごらん」
 
 
初代リカちゃん
 
リカリボン 「あ。いずみさんのお気に入りの佐藤さん、こんにちは。
 
いいえ。なんでもないです。どうかひとりにしておいて下さい」
 
佐藤クマ 「......」
 
 
初代リカちゃん
 
 
リカリボン 「みなさんはきっと知らないでしょう。
 
ぬいぐるみ好きのいずみさんは、お人形のことはあまり好きではないみたいです。
 
ぬいぐるみの人達は、たくさんいてもそれなりに可愛がられているけれど、私たち人形はずっとしまいっぱなしになっています。
 
ぬいぐるみの人達は、月替わりでローテーションして外に出してもらえてるけど、人形はそのメンバーにすら加えてもらえません。
 
そして私は過去にいずみさんが言った この言葉を覚えています。
 
「わたしってさー、ぬいぐるみは大好きだけど、人形って、なんかいまいちなんだよねーニヒヒ
 
 
 
悲しいですえーんえーん
 
でも、捨てられないだけありがたいと思わなければ。
 
たとえしまいっぱなしにされていても、持ち主さんの元にいられることが1番の幸せなのだから」
 
 
 
佐藤クマ 「リカちゃん、リカちゃん!
 
いまでも壁に向かってぼやいてないで、こっちにいらっしゃい!」
 
おすましペガサスおすましペガサスおすましペガサスおすましペガサスぽってり苺ぽってり苺ぽってり苺ぽってり苺
 
 
 
佐藤クマ 「これをいずみさんから預かってきたよ。リカちゃんの好きなホワイトロリータだよ。
 
ブルボンの昔からの変わらぬ味が嬉しいのぅ。
 
コーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒー
 
あ。いやいや。そんな話をしにきたんじゃないんだよあせる
 
 
 
いずみさんも、リカちゃんの寂しさに気づいてくれたよ。リカちゃんのことはずっと大好きだし、これからはもっとお人形の人達にも気持ちを向けるって、泣きながらえーん言ってたよ」
 
 
 
リカリボン 「ほんと!? よかったー音譜
 
ヒマワリチューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジヒマワリ
 
 
 
リカちゃんが、持ち主である私と同じ単細胞でよかったぁぁぁ笑い泣き
 
いやいや。それにしても確かに私は、お人形よりぬいぐるみに価値を置いていました。
 
お人形は人間に近いから、人間と同類みたいに思えてたかな。
 
私は人間嫌いってわけじゃないけど、人間の犠牲になることの多い弱い立場にいる動物を守りたい気持ちが働いて、それが動物のぬいぐるみに向けられていたのかもしれない。
 
強い人間は放っておいてもいい。時には戦う必要があるかもしれない。
 
弱い立場の動物を守らなきゃ!
 
若い時期には私はそんな とんがったポリシーで生きてきましたが、それなりに人生経験を積んできたからでしょうか、本当に弱いのは人間なのかもしれないと思うように。
 
「私の存在にも目を向けて!」
 
というリカちゃんの訴えは、今の私にとって深い意味があるのかも、と思いました。
 
黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま
 
佐藤のじーさんの優しさに触れたい人は、こちらもどーぞ!
下差し
 

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