不用品と思えるものは 一般家庭から比べれば かなり少ないと思います。
ただし、このような状態に至るまでは、かなりの年月はかかりました。
大量の服やバッグ、使いきれないほどのコスメ、その他衝動買いで手に入れた雑貨類などであふれていた時代もあったからです。
私のポリシーとして、「捨てる」という選択だけは、できる限り避けて減らしていくようにしていきました。安易に捨てるという選択をし続けていると、いつまでたっても物との良好な関係は結べないような気がしたからです。
なので、可能な限り、自分で使って減らしていく、という方法を取りました。捨てずに減らす工夫をしていくことが、自分にとって本当に必要な物を見きわめる感覚を養うことになると思えたからです。
今現在では、持ち物が少ないか、と言えば、そうでもありません。子供の頃から持っている古いぬいぐるみは100匹以上いますし、小学生の頃から記けている日記なども、大量に残してあります。
でも、それらのものをしまいっぱなしにしているわけではなく、いい状態のまま保管できるように管理しているので、これらは不用品とは見なしていません。
愛着のある古い物も大切に使いつつ、過剰消費を抑えた暮らしが好き。
そういえば、ヨーロッパでは、そのようなライフスタイルが多いようですね。
多少なにかが不足していても、今あるものだけでなんとか工夫し、やりくりしてみるのはとても楽しいです