7月は、私にとってちょっと特別な月です。
その日がくるたびに色んな感情が忙しいのは、
いくつもの夏の記憶が、私の中で重なっているからだと思います。
祈るように過ごした夏
昨年の今頃は福と治療の日々でした。
暑い中、週一で病院に通ったり、いつ急に体調が変わるか分からなくなる不安の中で過ごしていました。
4月につんちゃんとの急なお別れがあり、同じタイミングで福が癌だと分かり、福まで失いたくないと祈るように過ごしていました。
暑さの中での通院、分からないことだらけの治療、見ていても分かる福の不安。
仕事も最小限に抑えて、ただ福と一緒にいることを何よりも大切にした毎日でした。
体調の変化はいつも急だったし、夜中に吐いたり下痢したりも多かったから、
「今日も無事過ごせてよかった」と安心できるタイミングがなくて、一日一日がとても長く感じたように思います。
穏やかで嬉しい夏
今年も、福と一緒に7月を迎えられています。
昨年の秋からりくも加わり、今年の夏はまた2パグと暮らせています。
福もずいぶんと落ち着いていて、りくも慣れてきたので、穏やかな日常が過ごせています。
心配ごとはない訳ではないけど、
“病気の治療中ではない”という、それだけで日常がこんなにも穏やかに感じられるのかと、ものすごく感謝の気持ちが湧いてきます。
過去の夏と重なる思い
思えば11年前、先代犬の文太が旅立ったのも7月でした。
あのときは、いなくなった空間にぽっかりと穴があいて、時間も感情も全てが止まってしまったようでした。
一時預かっていたパグのコテツも7月16日に天使になったと連絡をいただきました。
でも悲しいばかりの7月ではありません。
福は7月5日生まれだし、文太の息子の宙ちゃんは7月14日生まれでした。
わたしにとっては二つの誕生日と、二つの命日に触れる7月なんです。
夏がただ暑い季節ではなくなったのは、その頃からかもしれませんね。
(文太とそら)
(いま、そばにいてくれている福とりく)
お空から見守ってくれている、文太と宙、そしてつんちゃん。
文太
宙
つんちゃん
毎年めぐってくる7月は、私にとって「時間と記憶の交差点」のような気がします。
思い出す機会は減ったとしても、忘れることは絶対にない。
悲しくても、苦しくても、そこに居続けるのとはまた違う。
大切にしつつ、少しでも前に進む。
初めは意識しないとできないかもしれないけど、時間というものがゆっくりと解決してくれるような気がします。
今年の夏も一回しかこない。
大切に過ごして行きたいです。
福 11歳 ♂ 2014年7月5日生まれ
我が家のアイドル
体重11.2キロ

2024年4月10日~9月10日まで
肥満細胞腫治療をしました。
5ヶ月間の治療中は、週1回全30回の通院で血液検査を行い、お薬を飲んでいました。
2週間に1回の抗ガン剤治療(注射とカプセル)で全10回の抗がん剤治療をしました。
手術は4月と7月に2回腫瘍摘出手術をしました。今後の治療方針を決めるため9月にCT検査(全身麻酔)を行い、肥満細胞腫(皮下
浸透あり)でしたが腫瘍化していないこと、内臓やリンパへの転移がないことを確認の上で、先生と相談し治療を終了することにしました。
2025年1月13日に別の場所に肥満細胞腫再発。膿が出て腫れが引いたのでステロイドで治療継続中、最初の2週間は毎日1回の服用。次の2週間は1日おきに1回の服用。腫れが引いているのでこのまま1回おきの服用を続ける。(1.5ヶ月くらいこの状態を続ける)その後1日おきに1回半錠の服用を1ヶ月続ける。4月3日にステロイド終了。4月5日診察でステロイド服用は腫れが出た時だけ服用に変更。それから腫れは出ていない。
りく 1歳♂ 2023年9月5日生まれ
我が家の救世主。お祭り男です。
2024年11月9日に里親として迎えました。りくという名前はりくに会ってから決めました。りく、りっくんと呼んでます。
体重5.12キロ→7キロへ

ペットの腸活 ペッツメルトを取り入れています。
下痢・血便がなくなりました。抗がん剤副作用の軽減にもなったのではと思っています。
ペットのレイキヒーリングとオーラトリートメント
痛みや不調に働きかけると同時にペットの不安を軽減できました。
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