11月25日、26日で神在り祭開催中の出雲大社と美保神社の両参りをしました。
出雲大社と美保神社は島根半島の両端に鎮座していて、はるか昔より出雲の国の西と東の守り神として慕われてきたそうです。
出雲大社の大国主神(大黒様)と、美保神社の事代主神(えびす様)は国護りを共に成し遂げた親子の神様なんですよね。
父神の大国主神から、国の未来を決める重要な判断を託された息子の事代主神を祀る美保神社はえびす様の総本宮でもあります。
この二つの神社を両参りすることで、「より良いご縁に恵まれる」と言われるようになったそうです。
この逸話を聞いたら両参りしたくなりますよね。
今回は家族旅行として考えていたのでペットが泊まれる場所を探していて美保神社の近くに泊まれる場所があることが分かったので即決でした。
現地についてみたらお宿と美保神社が隣り合わせで驚きました。
美保神社の近くには宿泊できるお宿がいくつかあってどのお宿からも歩いて数分で美保神社に行くことができるんですね。
めっちゃ魅力的な環境!
一泊したおかげで朝の美保神社にもお参りすることができました。
美保神社では朝の8時30分と夕方15時30分から朝御饌祭(あさみけさい)と夕御饌際(ゆうみけさい)が行われていて拝殿の外で自由に拝観できると聞いたので朝行って来ました。
※朝御饌祭/夕御饌祭とは・・日々のお供えを献上しさらに神恩に感謝する祭典のこと。
朝のヒンヤリとした空気の中でのお参りは新鮮でした。
狛犬さんにも朝日が当たってきれいです。
この日の朝の雲が印象的でしたよ。
朝御饌際が始まる8時30分になると、人がどんどん集まってきました。
観光客のみなさんが多かったのかな?
ガイドさんと一緒に来られている方や、社務所には御朱印やお守りのご授与の方で長蛇の列ができていました。
あっという間に人で埋め尽くされた拝殿。
時間になると大きく太鼓の音が鳴り響き、祝詞があげられ始めるました。
祝詞と太鼓の音が響くたびに上空にとんびが集まって来て鳴いていました。
祝詞の後の神楽は神社を出てもお宿の外まで聞こえてきました。
チェックアウトの時間があったので途中で神社を後にしましたが、お宿まで海沿いをあるきながら湾いっぱいに響き渡る神楽が気持ち良かったです。
神聖なひとときに、気持ち良い一日の始まりをはっきりと体感できました。
朝10時のチェックアウトを済ませ、あたらめてお参りをしました。
朝と空の様子も変わっています。
空が天然石のラリマーのようでした。
ご拝殿は朝御饌祭時より人が少なく、ゆっくりとお参りできました。
といってもずっと人が途切れることなく、たくさんの人がお参りに来られていましたけどね。
美保神社でもご祈祷と光りのアートのご奉納をしたかったのでご祈祷の申し込みを済ませてお守りや御朱印などをご授与いただきました。ご祈祷までの時間が40~50分ほどありましたがその時間にゆっくりとお参りができました。
ぐるりと一周してご祈祷を待っていると、巫女さんがご奉納した光りのアートを運んでくださっていました。
ありがとうございます。
ご祈祷は本当に素晴らしい時間で感謝の気持ちでいっぱいになりました。
いただいたお札を見るたびに心が弾みます。
真ん中のものは月次御幣(つきなみごへい)といって大神様へのお供えものであると同時に、ご神霊の依代となるもので、美保神社独特の御幣だそうです。
襲(かさね)の色は四季の遷りかわりをそれぞれの月の草木などの色目に托して美的に表現されていて11月は「菊」でした。
ご祈祷は神様に近い場所で直接お繋ぎをいただき、ご挨拶ができるような神聖で心が洗われるような時別な時間ですね。
美保神社は三穂津姫命(みほつひめのみこと)と事代主神(ことしろぬしのかみ)がご祭神です。
素晴らしく豊かで大きくて温かいエネルギーを感じました。
この二日間が本当に素晴らしくてお参りできたことを心から感謝しています。
出雲大社参拝レポはこちら。
神社両参りのレポートは以上です。
次はペットと泊まれるお宿、ホテルのご紹介をします。
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