嫌いなものを「嫌いです。」と伝えみたら・・・ | 【愛媛・松山】丁寧に、楽しく、好きなものと暮らす

【愛媛・松山】丁寧に、楽しく、好きなものと暮らす

『アート・香り・ファッション』など、好きなものと、丁寧に楽しく暮らすために、「わたし」が心地よくいられる、小さな選択と工夫を日々の中に集めています。
暮らしの中に、自分の感覚を取り戻すようなそんな時間を一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。

他人に一番驚かれること。
それは、みかんが食べれないということです。
みかんだけではなく、柑橘類が食べられません。
触るのも苦手なんです。
 
愛媛なのに、みかんが苦手!
だいたいの方にビックリされますね。
 
 
アレルギーではないけど、体が受け付けないものを、正直に、
苦手です。
食べれません。
見るのも苦手です。
ということを、
 
自分のわがままだからと周りに言わず、
こっそり残したり、人にあげたりしていた時もありました。
 
料理に柑橘系を見つけてはガッカリし、
時に無理して食べて気持ち悪くなったり、
みかん嫌いをかくせばかくす程、
みかんが嫌いになっていました。
 
 
もうこんなん、嫌やー!
と思い、今では、
 
みかんは苦手です。
柑橘系はダメです。
見るのも触るのも苦手です。
 
とハッキリ伝えています。
 
みかんに全く罪はないですよ。
わたしが苦手というだけなんです。
 
でも、そんなわたしのみかん嫌いが、
最近は周りに浸透して、
わたしの食事は、みかん無しになりました。
 
 
嫌なことを嫌だと、
苦手なものを苦手だと伝えるのが怖かったけど、
結果的にはこちらの方が気分が良いし、
料理も残さず食べれて幸せです。
 
 
この日もこのありがたい計らいのおかげで、
美味しい食事に感動しました。
 
お店は松山市ビストロファミーユさん。
 
シェフは、お料理には柑橘類を使わず、
わたし一人だけ、柑橘以外のスィーツを用意してくれました。
ありがたい。
ホントにありがたいです。
 
このことを伝えてくださった方にも感謝の気持ちがわいてきます。
この日だけじゃなく、今までもこんな機会がたくさんありました。
嫌なこと、苦手なことを伝えたことによって、
申し訳ない気持ちよりも、感謝の気持ちの方がいっぱいになりました。
色んな方の配慮が本当にいつもありがたいなって思います。
 
 
自分が嫌なことや苦手なことに対して、
せっかくの好意なんだし、申し訳ない、言って嫌われるのが怖い、
なんてことがあったとしたら、
他人の反応を気にするのではなくて、
その時は、「本当にそうしたいと思ってる?」と、
自分が自分の違和感を一番に気にしてあげてください。
 
 
いろいろ気にし過ぎてるのも、複雑にしているのも案外自分の思考で、
周りに言うと呆気なく解決することもあります。
 
伝え方や言い方については、考えた方が良い場合もあるので、
こちらはケースバイケースで。
 
我慢したり避けたりするときには起こらなかった気持ちが
いっぱい芽生えてくると思いますよ。