プロローグで死闘を繰り広げた場所は、大規模な増援があって、人間の手に取り戻され、拠点として利用されるようになったようです。
気を失うような場面が度々出てくるので、その間に長い時間が経った可能性もあるし、過去に戻っている可能性もあって、確実にそうとは言えないんですが、とりあえず増援によって制圧しようと思っていた場所が制圧できたみたいです。
拠点から外に出ると、そこもまだ夜の世界の怪物が徘徊する世界で、戦いが避けられません。プロローグではボス戦が障壁となっていましたが、今度はザコ・ラッシュが大変です。複数の敵を、何回も撃破しないと終わりません。
自分なりに進めて、地下の大きなダンジョンまで来ましたが(地球の腸という名前?)、構造が複雑で、道を覚えきれません。
それでもう、攻略サイトを、どうしてもわからない時だけ覗き見するのではなくて、常時参照する感じになってきました。
鍵を持っていないので扉が開かない場所があったんですが、どこで鍵を取り漏らしているのかわからないので、前の方に戻って、自分が見落としているところを探しながらたどる感じになってきています。
その結果、そこそこ取り漏らしていることがわかりました。
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ストーリーは、道端や洞窟の中に落ちている文書を拾うことで、少しずつ判明していく形になっています。
主人公のヴェスパーは、二重人格のような構造になっていて、もう一人の自分が内部にいて、必要に応じて、幽体離脱のようにして、パズルを解くのに協力してくれます。
ヴェスパーは、夜の世界の怪物と戦う仕事に誇りを持っていて、自らが属する組織のことも信じています。もう一人のヴェスパー(名前がついているが忘れた)は、組織に懐疑的で、ヴェスパーは組織に利用されていると考えています。
ヴェスパーの父は、組織のリーダーだったのかな。でもある時、組織を裏切り、そのことで大きな被害が出たようです。それでヴェスパーの立場は微妙になっているようですが、父親と仲が良かった人物が、師匠としてヴェスパーを育ててくれたみたいで、そのことがヴェスパーが組織を信用する理由になっているのかもしれません。
ヴェスパーも、嫌な人間関係を多く見てきたのか、熱い気持ちで人を信じているわけではありませんが、冷えた心を最後のところで支えるものとして、夜の世界の怪物を倒して人類を救うという、公に述べられている組織の目標を、自分の目標としているようです。その信念があれば、進むべき道が明らかになるし、信じるべきものが何かというテーマで悩むことがなくなります。
各地を回る中で、人体実験の痕跡を目にします。夜の世界の怪物と戦うための武器を開発しようとしている、あるいは夜の世界に感化された人間を治療する方法を探ろうとしている、ようなのですが、結果として、人間が怪物化する事態に立ち至っているようです。
見方を変えれば、人間を怪物化する実験をしていたとも言えるので、ヴェスパーが二重人格である理由や、他の人よりもよりよく怪物と戦える能力を持っている理由が、ヴェスパーの身体がいくらか怪物化しているからなのかもしれません。