最近本屋に行く機会が増えまして、ついつい立ち読みをしてしまいます。
久しく立ち入っていなかった絵本売り場に行ってみると、新作の絵本なども増えています。
娘が保育園に通っていた頃は、寝る前によく絵本を読んでやったものでした。
しかし当時から、どうも話題の新作絵本というのが苦手でした。
かといって、自分が絵本を読んでもらった覚えがほとんどないもので、昔ながらの名作を娘にも聞かせてやるなんていうノスタルジーも感じないのです。
そんな私が大好きでよく娘に読んでやったのが中川ひろたかさんの作品でした。
「おおきくなるっていうことは」とかが有名でしょうか。
楽しかったなあ。
寝坊してお弁当を忘れた園長先生に、みんなでお弁当を分けてあげるシーンは、「お弁当の中身」の話で盛り上がるのです。(だから、眠れないってばさ)
最近テレビで話題になる「絵本」って、感動したり泣けたりする内容なんですけど、大人目線だなあと思う作品が多い気がします。
どこか、大人向けなんですね。
中川ひろたかさんの絵本って、ストーリーがどうとかよりも、とにかく楽しめる絵本なのです。
子ども向けの絵本は、やっぱりシンプルに楽しいものが一番だと思うのです。
中川作品は、絵は別の方が描いてるんですけど、絵だけで楽しめて、絵を通じて娘と対話できる絵本でした。
娘が幼い頃の本とかグッズとか、連休中に嫁がだいぶ処分してしまいましたが、中川ひろたかさんの本は、すべてとってありました。
なつかしいです。
久しぶりにページを開いてしまいました。