EMs' Blog -85ページ目

EMs' Blog

日々の戯言
since 2013

2025年9月21日(日曜日)

西ゲート9時入場予約、事前予約ひとつにて4回目、最後の万博。

 

 

イタリア館→Better Co-Being→大屋根リング(夜の地球)。

 

そして、朝イチ入場の特権で日本館の当日予約が取れた!

混雑する前に帰ろうとは思ってたけど、日本館にはやっぱり行っておきたい!

大屋根リング1周を終えて、日本館へ向かったけど、まだ18:30からの入場はまだ始まってなかったので、日本館前のベンチで待機。

で、18:20から入場開始のコールがあった瞬間にすかさず入場!

 

 

18:22

夜の日本館、美しい~~~。

大屋根リングとの愛称も抜群。

 

日本館はメッセージが分かりやすく書いてあるので、すんなり入って来る。

ここからは、ほぼスライドショー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本館は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国としてプレゼンテーションする拠点であり、当該テーマの具現化や、日本の取り組みの発信等を行います。

 「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を創出し、持続可能な社会に向けた来場者の行動変容を促します。

(万博公式サイトより)

 

 

 

日本館はほぼ予約制やけど、朝イチと19時から予約なしで入場できる。

ので、19時からの入場のためにけっこうな人が万博イス持参で並んでた。

イタリア館やフランス館の派手さに比べて目立ってないけど、おそらく、長い人で2~3時間まってると思う。

写真左側が、予約なしの待ち列で、右側が予約ありで入ってくルート。

 

日本館はPlant Area、Farm Area、Factory Areaの3つのエリアに分かれてます。

 

 

18:27

まずはPlant Areaから入ります!

ちいさないのちが、ささやく。

Plant Areaの主役は微生物。

肉眼では見られない微生物のはたらきそのものが日本館の展示物。

日本館から万博会場全体へ、循環の輪はつながっています☆

 

『いのちといのちのあいだを見つめる砂時計』

こわれゆくものと、生まれ出るもの。
ふたつをつないで生まれる「循環」の姿。
これ、各エリアごとに出て来るけど、少しずつ違ってて、もう1周してもう1回みたくなる。
皆、早足で進んであまりこれじっくり観てる人いなかったけど、私はけっこうどの砂時計もじっくり魅入ってしまった。。。

 

 

 
Plant Areaで最初に出会うのは、万博会場で出たごみ。

消費され、役目を終え、ごみとなったものが、微生物によって分解され、エネルギーを生み、次なるいのちの源へ。

そのはじまりを目撃する。

 

実際のごみが目の前で運ばれるけど、その様子すらもカッコ良い。

「あ!バナナの皮や~!」と子供が歓声を上げるくらいに、カッコ良い。ww

 

 

 

いのち瞬く光の草原。

循環が作り出すやさしい絶景。

目の前に広がる暗闇に、突然現れる無数の光の瞬き。

光の道を流れていたごみが、光の粒となって泳ぎ、飛び跳ね、集まり、広がって。

生きものの秘めたチカラ、再生への胎動に包まれる、日本館の絶景スポット。

 

 

微生物が彫り上げる、いのちの移ろい。
はかなく美しい桜の彫刻。

水中の器に、幻のように現れる桜のかたち。

それは微生物によって分解され、もとの姿をはかなく消失させていく過程で見いだされる、かりそめの姿。

循環をつなぐ「分解」の営みそのものの美しさに、静かに向き合う空間。

 

 

 

日本生まれ、日本育ちの「麹菌」
日本の食文化を支えてきた「麹菌」。
おなじみの味の向こうに、歴史と神秘の物語が見えてきます。
 
生ごみが、水になって
熱になって、電気になって
CO₂になって、養分になって

色とりどりのBE@RBRICK(ベアブリック)たち。

イナズマのように光ったり、水滴みたいに流れたり。

生ごみから生まれた彼らのパワーが、躍動する瞬間。

 

 

館内のあちこちに配置されているイス。

「わたし、日本館で生まれました」

むむむ??

 

 

「水」のBE@RBRICK(ベアブリック)に導かれて先へ進む。

 

浄水装置と水タンク。

実際に日本館で使われる装置と同じもの。

 

そう、日本館は水の再生工場でもある。

 

フィルターを通ったBE@RBRICKは、うれしそうに泳ぎ出す。

向かう先は、中庭!!

 

 

18:35

SNS上の日本館としてよく見かける場所。

円形の中庭に現れる、光をたたえた巨大な水盤。

 

微生物のチカラを借りて純水に近いレベルまで浄化された水の、澄みきった姿。

たたずんでいるだけで、澄み渡る水に心も癒やされるような、日本館の中心的な空間です。

 

フランス館の中庭も素敵やったけど、ここもめちゃくちゃ素敵ーーー!

 

18:39

そして、突然「火星の石」笑

2000年、南極・昭和基地から約350km離れた、やまと山脈で発見されたひとつの石。

それは火星からの隕石で、現存する世界最大級の「火星の石」。

重量はおよそ13kg、大きさはラグビーボールとほぼ同じ。

一般に広く公開されるのは、日本館が初めて!!

 

壁面には、直に触れることのできる10個の隕石のかけらも展示されます。 

 

観覧証明書ももらえた!笑

 

さて次は??とワクワクする。

 

そそさらFarm Areaへ。 

 

 

18:41

2つ目の砂時計。

 

役目を終えたものから、新たないのちを生み出すPlant Area。

続くFarm Areaは、いのちがもともとのかたちを変えながら、それぞれの役割を見つけ出していく場。

砂時計に現れる無数のパターンは、いのちにヒントを与えるかのように躍動を続ける。 

 

ごみから続く、次の冒険。

生ごみからやってきた5種類のBE@RBRICK(水、熱、電気、CO₂、養分(窒素・リン))。

ここは彼らが、それぞれの道を選ぶ分岐点。

目の前で打ち上がる花火は、「生産する微生物」との、出会いの瞬間を祝福。

 

BE@RBRICKは、微生物と一体になって新たな素材へと姿を変え、次の旅へと向かいます。

その先に待つのは色とりどりの未来。

 

 

生ごみ由来のCO₂を詰めたボンベとCO₂を原料として作られた「生分解性プラスチック」の器。

生ごみからCO₂、CO₂から素材へ。

役目を終えたら、再び自然へ戻っていく。

そのリレーの中継点に、微生物がいる。

 

「見えない水族館」。

体長1mmにも満たない、ちいさな藻類が、水槽の中でいきいきと育っています。

とにかく、見せ方が素敵。

 

藻類の起源は、約35億年前。

人類の誕生が約20万年前なので、いわば地球の大先輩。

 

出たー!大人気の藻キティ!!

 

ずらりと全部で32種類!!

 

 

 

 

一口に「藻類」といっても、ミカヅキモやクロレラといった顕微鏡でしか見ることのできないものから、ワカメやヒジキといったいつもおいしくいただいているものまで、さまざまな種類があります。

キティちゃんも可愛いのもあれば、ちょっと可哀想なのも。笑

なんだかんだで、みんな大好き、キティちゃん。

 

 

比べてナットク、藻類の秘めるポテンシャル。

ここも見せ方が素晴らしかった。

 

藻類の秘めるチカラをほかの植物や食品と比較して、わかりやすく可視化。

たんぱく質の生産効率は、大豆の36倍。

油の生産効率は、ひまわりの14倍。

CO₂吸収量は、杉の14倍。

同量の水の消費で生産できるたんぱく質は、牛肉の50倍。

ちょうど、スタッフさんが説明してくださってたので、説明聞かせて頂きました。

 

 

チューブの中でぐんぐん育つ無数の藻。

これが未来の「森」の姿。

これもめっちゃ素敵やったーーー!

 

藻類が光合成しながら、あたらしいエネルギーへ。

緑のチューブが織りなす幻想的な空間。

 

 

18:52

 

Farm Areaの最後は…おみやげショップ ? 

シェルフに整然と並ぶのは、日本館で育つ藻類と同じ「スピルリナ」の粉末。

日本館からはじまる循環。

新たないのちのリレーのはじまり。

この粉末、試食を配ってることもあったそうな。

 

 

最後のFactory Areaの砂時計。

 

Factory Areaの主役は、「ひと」。

ひとの手が受け継ぐ循環のリレー。

 

果てなき循環から生まれた「もの」は、「ひと」の手を介して形作られ、「ひと」の営みの中で使われ、いくつもの時代をめぐる。

 

 

日本館のもうひとつの顔は「製造工場」。

 

Farm Areaで育てられていた藻類を原料に加えた植物由来のプラスチックで、日本館の中で使われるイスを製造!!

 

「わたし、日本館で生まれました」って書いてあったやつーー!

繋がった!!

 
これ、なんと購入可能。

 

18:57

常識的に考えたら、丈夫なほうがいい。

けれど、あえて「やわらかく」作る。

生まれ変わることを前提に作られたものたちを紹介するギャラリー。

 

展示されているのは日本の伝統的な「桶」

釘や接着剤を使わず組み立てられる、パズルのような構造。

こわれたら、その一部分だけを取り替えて、修理できるように作られている。

弱く作るのは、ものを大切にするため。

昔から日本人が持っていた美意識が「長持ちする」ための秘訣。

 

畳みかたを変えるだけでさまざまな使いかたができる「風呂敷」。

「機能に応じてものを増やす」のではなく、「ひとつのものが担える役割を増やしていく」。

ひとつのものに、複数の役割を持たせていく。

それは、日本のものづくりの得意技。

 

古来より日本家屋の外壁に使われてきた「焼杉」。

杉の表面を焼き、炭化させることで腐食を抑え、一般的な外壁材よりも耐久性を高める。

「劣化させる」という発想から生まれた、「耐えぬく」技術。

 

そして、「日本館」も。

万博終了後に解体され、再利用されることを見据えて、可能な限り加工を抑えた工法が採用されています。

 

 

最後の部屋で目の前に現れる円盤は、太古に生きた藻類の化石。

その表面に、水滴が、静かに跡をつけていく。

 

出現した瞬間から、ほのかに消えはじめる繊細な絵画と、水の滴る心地よい音。

そのさまは、終わりとはじまりを繰り返す、ひとつの「循環」の現れ。

 

 

19:02

このメッセージに、胸がジーンとなった。

 

万博は期間限定。

賑やかな会場も無くなってしまう。

でもそれは「さよなら」ではないと思いたい。

 

 

この後、混雑したショップにて、藻キティのピンバッチのみ購入。

ちなみに出たのは、この子!クロレラちゃん☆

 

 

会場を出たところで、あれ??

これどこかで見たことある。

『NTT ふれあう伝話』

関空の到着ゲートと繋がってます☆

 

GWのパリ行きの前に日本館の人たちとハイタッチした。

ここに繋がってたのか!!

 

 

19:12

スタンプを押して、終了~~~!

 

 

日本館

待ち時間、0分。

滞在時間、18:22~19:12にて約50分。

 

日本館、控えめに言って「最高」!!

コンセプトも含めて本当に素晴らしかった!

万博後も残して欲しい施設の断トツナンバーワン。

「見せる再生工場」として残して欲しい!!