このキットは発売されたときから
ずっと作ってみたいと思っていたのですが
他のキットがたまっているからと買うのを我慢していたところ
気が付いたら廃番になってしまっていました。
しかし、クチュリエの2024秋冬カタログ発売前のセールで
このキットが3割引きで発売されているのを見つけ
今買わないと絶対後悔すると思ってまとめ買いしました
(次の月には5回目と6回目のキットは売り切れていたので
まとめ買いして正解でした)
 
今回は11号帆布を使ったワンショルダーバッグです。
サイズが大きめで印をつける線が長いので
手元にある60cm定規では長さが足りず
もっと長い定規が欲しいと思いました。
 
帆布なので待ち針ではなく
クリップとマスキングテープで布を抑えるそうです。
仮止めクリップもマスキングテープも家にあったので
それを使いましたが
マスキングテープだと粘着力が弱くて
ずれやすかったです。
 
このキットは
はじめてさんのきほんのき
シリーズの名にふさわしく
布目を合わせる、
ミシンの糸調子を合わせるなど
普段のキットでは省略される内容まで
丁寧に解説されていて、
きれいに縫うためのコツが
理由付きで解説されていて
クチュリエのバッグキットをいろいろ作ってきた私も
とても勉強になりました。
 
説明書通りに16番ミシン針と30番手の(シャッペスパンの)ミシン糸を準備し
帆布2枚重ねで糸調子を合わせてから縫い始めたのですが
肩ひもを縫ったら
下糸がところどころ飛び出して
残念な見た目になりました。
ほどいて縫い直しても直らず
帆布4枚重ねで糸調子を合わせて再度挑戦しても
やはり変わらずでした。
ソレイユ600はそこまで安物のミシンではないはずですが
やはり6年以上使ったら調子が悪くなっているのだろうか
ソレイユ600では帆布バッグは作れないのだろうかと
と不安に思いつつもう一度糸調子を合わせたら
今度はうまく縫えました。
それ以降は糸調子は問題なく縫えました。
次回からは帆布4枚重ねで糸調子を合わせてから縫い始めようと思いました。
バッグの作り方そのものはそこまで難しくなかったのですが
最後に革のパーツを取り付けるのに意外とてこずりました。
昔ミニツクでレザークラフトレッスンをやったので
木づちとゴム板はそれが使えました。
カシメの取り付けに手間取ったせいで
薄い革が伸びて微妙な見た目になってしまいました。
印をつけて裁断するのに1日、
縫うのに1日と実質2日間でできました。
 

内布はこんな感じです。

もし糸調子が合わず糸が外側から見えたらと不安で

外布と内布の布を合わせて縫うときの糸は

両方黄色にしました。

 

主人が小学校に行くときに
名札・靴・スリッパを入れるバッグがほしいと言っていて
主人の靴をこのバッグに入れたらちょうどいいサイズだったので
このバッグは主人にあげることにしました
(ただし、革のパーツは靴を入れると
バッグを止めるには意味をなさなくなりました)
今までちょうどいいサイズのバッグがなく
ビニール袋に入れていたのでちょうどよかったと喜んでいました。
 

 

おうちミシンで職人気分 基本からマスター 帆布バッグレッスンの会