小学校の入学準備イベントで体操服袋を作りました。
作り方は口伝で教わったので
忘れないよう作り方をまとめておこうと思います。
(教わった作り方とは少々異なる箇所もありますが
私が作りやすいと思った作り方で書いています)
完成後にサイズを測ったので

できあがりサイズは多少異なるかもしれません。

 

実際に子どもが小学校に通い始めたら

体操服袋が1つしかないのは不便だったので

もう1つ作る際に

写真を撮りながら作りました。

このやり方ならきちんと作れるという完全版です。

実際に使うものを作っているので

ミシン糸は布の色に合わせており

写真に文字の説明も入っていないので

あまり見やすくないかもしれません。

 

※底を輪にした1枚布にすれば

底の袋縫いをしなくてよくなるので

(手順7~10が省略できる)

必要な布の長さは増えますが、縫うのは楽になります。

できあがりサイズ(平置き)

縦 約30.5cm × 横 約35cm × マチ 約8.5cm

材料

・布 縦40cm×横38.5cm 2枚

・0.6mm幅のひも 約180cm

・スタンプテープ(任意) 1枚

・幅2cmの薄くて柔らかい綾テープ(任意) 約50cm

 ※かばんに使うアクリルテープのような固いテープはNG

作り方

1. 写真のように型紙を作る。
  ※面倒なら作らなくてもOK
2. 型紙の通りに裁断して印をつける。
  ※その都度長さを測りながら縫うことも可能なので、面倒なら印はつけなくてもOK
3. スタンプテープにお名前スタンプを押して切る。
4. スタンプテープの両端を折り曲げてアイロンをかける。
5. 布の表の右端から8cm、下から10cmの部分にスタンプテープを縫いつける。
6. ミシンの針が落ちる位置から0.5cmの場所にマスキングテープを貼っておく。
7. 布2枚を外表に合わせて、底の端から0.5cmの部分を縫う。
  ※マスキングテープに布を沿わせて縫う。
8. 底の縫い代を0.3mmほど残して切る。
9. 布を中表にしてアイロンをかける。
10. 布2枚を中表に合わせて、底の端から1cmの部分を縫う。
11. 布を外表にしてアイロンをかける。
12. 布の両脇の上から5cmのところに待ち針を打つ。
  ※布の両脇の上から5cmが紐通し口になる。
13. 布2枚を外表に合わせて、両脇の紐通し口から下の、端から0.5cmの部分を縫う。
  ※マスキングテープに布を沿わせて縫う。
14. 両脇の縫い代(紐通し口より下の部分のみ)を0.3mmほど残して切る。
15. 布を中表にしてアイロンをかける。
16. 布2枚を中表に合わせて、両脇の紐通し口より下の部分の、端から1cmの部分を縫う。
17. 両脇の上から5cm部分を縫った部分ぎりぎりまで切れ目を入れる。
  ※縫い糸を切らないよう注意
18. 両脇の紐通し口の縫い代をアイロンをかけて広げる。
19. 両脇の紐通し口の縫い代を、その下の縫い線に合わせて3つ折りにしてアイロンをかける。
20. 両脇の紐通し口をコの字に縫う。
  ※コの字になる部分は5cmより下まで縫うこと
21. 両脇の紐通し口の上から0.5cm部分を折ってアイロンをかける。
22. 両脇の紐通し口を、先ほど折った部分からさらに2.5cmの部分を折ってアイロンをかける。
  ※左右の折り口の上下の位置が揃うように折る位置を調整すること
23. 綾テープを半分に切って、中心から5cm幅をあけて紐通し口の間にはさむ。
  ※ひっかけるためのフックにするため
24. ミシンをフリーアームにする。
  ※ミシンがフリーアームにできる場合のみ
25. 紐通し口を1周まとめて縫う。
  ※紐通し口と綾テープを挟んだ部分には力がかかるので、両方とも返し縫いして丈夫に縫うこと
  ※ミシンをフリーアームにしていない場合は奥側の布を重ねて縫わないよう注意
26. 綾テープを上に倒して、紐通し口の上の端部分を縫う。
  ※フックを上向きに固定するため
27. 両脇の端から4cm部分にマチ線を引いてマチを縫う。
  ※マチ幅は約8.5cm
28. 袋を表に返す。
29. 紐を半分に切って両端から紐を通して結ぶ。
30. 紐の端にほつれ止め液をつける。
31. アイロンをかけて完成