ブラザーのショールームでソレイユ600を体験した際
ミシン選びやミシンの扱い方のポイントについて
いろいろ教わったので私の覚えている範囲でまとめておきます。
今回はミシンの扱い方のポイントについてまとめます。
事前準備
■針の太さ
ミシンを使うときは布地に合わせて針の太さを調整すること
とても厚い生地 16
キルティング・デニム・保育園のレッスンバッグの持ち手部分 14
普通 11
薄地 9
※ソレイユ600で縫えない生地を縫いたいときは職業用ミシンを使用すること
※折れたり曲がったりした針はミシンの故障の原因になるので絶対に使用しないこと
■ミシン糸
普通地を縫うミシン糸はシャッペスパンを使う。
綿糸や絹糸のデメリットが改善されている。
※100均の糸はよりが甘いので使わないように
■ミシン針
オルガン製のミシンを使う。
※100均のミシン針は使用しないこと
■下糸を巻くとき
・ソレイユ600のボビンの高さは11.5mm
昔はボビンの高さの規格がなかったが、最近規格が決まったので今後は11.5mmに統一されていく見込み
ボビンのサイズが合うかどうかはミシン本体に貼ってある実物大のシールで確認可能
・糸巻抑えはギュッと抑えず、糸こま押えと糸こまとの間に少しすきまを残すこと
・初めにボビンに下糸を巻きつけるときも左巻きでしっかりと糸を引いて巻きつけること
・下糸を巻くときは最速で巻くこと(最速だとしっかり巻けるため)
・下糸を巻き終えたら必ず「止まる」ボタンを押すこと
■上糸をかけるとき
・上糸を通すときは必ず押さえと針を上げること
針を上げるときは針上下スイッチを使うか、プーリーの合印が合うように回せばよい。
・糸立て棒にミシン糸を差し込むときは糸巻に傷が無ければ下から出るように差し込む。
・糸巻抑えはギュッと抑えず、糸こま押えと糸こまとの間に少しすきまを残すこと
・糸を通すときは右手でたるまないよう引っぱりながら左手で糸をかける。
■下糸をセットするとき
・ボビンを右手で押さえながら左手で糸をセットする。
セットした後下糸を引き出す必要はない。
※ボビンの糸は反時計回りになるように入れること
■抑えを交換するとき
・抑えホルダーの溝に抑えを合わせるのではなく、
抑えホルダーの溝に合う位置に抑えを置いた後
抑えを下に下ろして抑えを交換する
(きちんとセットできるとカチっという音がする)
縫うときのポイント
■基線
・薄い生地、布端を縫うときは左基線を選ぶ。
・中央基線はコンシール抑えや三巻抑えを使うときなどに使用する。
■返し縫いと止め縫いの違い
・返し縫いはミシンを少し縫ってからバックして戻り同じ個所を数目縫うこと
・止め縫いは縫い始めに同じ位置に針を何回か落として縫うこと
止め縫いは返し縫いより強度は弱まる。
・返し縫いと止め縫いは目的は同じなので、どちらか片方をすればよい。
・返し縫いと止め縫いはデザインによって使い分ける。
■厚い生地を縫うとき
・厚い生地は太い布用の針を使用し、縫い目の長さを3mmなど広めにする(厚い生地はなかなか生地が進まないため)
・厚い生地、固い生地、縫い始め、段差があるところはゆっくりの速度で縫い始めること
※ミシンが苦手なのは厚い生地より固い生地(使い古して目が詰まったジーンズやタオルなど)
・雑巾を縫うときはできれば耳を切り取り、14番以上の針で目を粗くし、ゆっくりの速度で縫い始める(最速で縫わない)
・ジーンズのすそ上げはあまり推奨しないが、どうしてもやりたい場合、
太ももの内側(生地が重なっていないところ)から縫い始め
返し縫いをせずに1周し(生地が重なっているところでも返し縫いはしない)、
縫い始め部分を通り過ぎて少し重ねて縫うとよい。
※ミシンはバックするとき負担がかかるのでバックを避ける。
■縁かがりをするとき
・布1枚の縁かがりは針を布に落として、最初の1cmぐらいは手回しで布が送られることを確認してから縫う。
もし布が引き込まれるようなら縁かがりを先にしてから布を切るとよい。
・ジグザグ縫いで簡易的な縁かがりができる。
・ジグザグ縫いをするときは、かがり縫いのふり幅と縫い幅を指定して、かがり縫い用の抑えを使うとよい
(抑えに針が当たらなければ既定以外の抑えを使っても大丈夫だそうです)
■ボタン穴を縫うとき
・抑えに挟めないサイズのボタン穴は縫えない。
・ボタン穴を縫うときミシンはバックで進むので縫い始める位置に注意する。
・縫いはじめの場所に⊥マークをつけ、押えの赤のしるしに⊥マークを合わせて縫い始める
(針のあたる位置に⊥マークを合わせるわけではない)
■フットコントローラ
・フットコントローラを使っているとき手元の速度調節ダイヤルは使用できない。
・フットコントローラで出せる最大の速度は速度調節ダイヤルで指定している速度が最大となる。
・フットコントローラを使うときは速度調節ダイヤルを半分ぐらいまでに指定しておくとよい。
ミシンの動きがおかしいとき
・ミシンの調子がおかしいときは上糸・下糸のかけ方が間違っていないか確認し、
もし間違っていなければ針の摩耗を疑うこと
■上糸調子の修正
・上糸が浮いているときは上糸が弱いので上糸を強くする
(ダイヤルの線の太さを太くする/数字を大きくする)
・下糸が上から見える場合は上糸が強いので上糸を弱くする
(ダイヤルの線の太さを細くする/数字を小さくする)
メンテナンス
・ミシンは空運転でよいので定期的に動かすこと
■針の交換
・ミシン針は摩耗するので定期的に交換すること
縫うときにブツンブツンと布を裂く音がしたり触ってチクっとしないときが交換の目安
・ミシン針は平らな面が奥に来るようセットしストッパーに当たるまで差し込むこと
・ブラザー製のミシンのドライバーはコイン(10円玉など)で代用可能
手回しは仮止め、最後は必ずドライバー(10円玉)で一締めしてしっかり固定すること
■ボビンの清掃
・定期的に電源を切って針板カバーを外し、ボビンの綿ぼこりを綿棒などで取る(エアダスターを使うと楽)

