夜、先月買った中古ビデオ・ソフトで『テキサス1の赤いバラ』を観る。

 

(日本未公開の映画ですな。バート・レイノルズとドリー・パートン主演のミュージカル風コメディで、監督は『ファール・プレイ』のコリン・ヒギンズで、この後、47歳の若さで死去していますな。これの1本前の作品が『9時から5時まで』で、結局3本の映画しか残せなかった才人でもありますな。

そのヒギンズ監督の遺作がこの作品であり、唯一日本未公開というのが悔やまれますな。確かに、日本ではミュージカルというのは受けないんですが、この作品は基本的にはコメディであるので、配給会社もその線で売った方が良かったのにと思いましたな。

全体的には、緩さの残るコメディでもありますが、ドリー・パートンは勿論、バート・レイノルズからドム・デルイズ、果てはチャールズ・ダーニングまで唄うシーンが出て来るんだから、これは貴重な映画には間違いありませんよね。

ところで、映画の最中に、毎回どこかで聞いた事のあるメロディが流れてくるもので、「ハテ、何の曲かなぁ?」と思っていたら、最後になってドリー・パートンが唄う曲を聴いてハッキリしましたです。あの『ボディガード』の主題歌「アイル・オールウェイズ・ラブ・ユー」でした。そういえば、『ボディガード』の中で「元々はドリー・パートンが唄っていた曲」という事は云っていた筈で、その曲がこれだった訳ですな。ハッキリ言って、このオリジナル版のドリー・パートン版の方が、愛するレイノルズを前にして情感タップリに歌ってる事もあって、ワタシはどちらかと言うと、コチラの方が好きですな。まぁ、見た目もパートンの方が迫力ありますし、セクシーさも断然イイですからな。

という訳で、3本の傑作…あと脚本作『大陸横断超特急』という大傑作もありましたな…を残して旅立ったヒギンズ監督を追悼する意味で、この作品を届けたいと思いますな。同時に、レイノルズにも捧げたいと思います)