オバマ大統領誕生の話題
オバマ大統領が誕生した。
glass ceilingの名言を残したヒラリー氏と戦い抜き、47歳の若さであり、
そして歴史上初の黒人大統領。
苦難の時代に歴史を背負って誕生した新しい大統領を生んだアメリカって
やっぱり「生力」があると思った。
特にどちらに肩入れしていたわけではないけれど、
歴史的に象徴的な瞬間にライブで居合わせていることの事実を
淡々と認識するとともに、感動を覚える。
子供の頃読んだ伝記の中では、
エジソン、キュリー婦人より、ワシントンより、
リンカーンが一番好きだった。
あいにく、リアルタイムでその瞬間が見れなくて、
夜も外食をして帰ったので、ワンセグでニュースを見る程度で、
帰ったら、こんな日なのに、日本のTVは相変わらず
昨日と同じ番組(TVショッピングかお笑い!?)ばかり。
NHKがオバマ氏が勝利したら流すと決めていた(であろう)、
パウエルのドキュメンタリーとかアメリカの日本大使館のドキュメンタリーとか
をやっていたが、いずれも過去のもの。
もっと、リアルな、今何が起こっているかがなぜ流れないのか、
不思議でしょうがない。こういう時にこそTV局の人、寝ないで働いてよ。もっと仕事してよ。
と思う。
週末読んだ本とマンガも、
改めて私も含め、日本のグローバルの意識があまりにお粗末と思い、
ちょっと怖くなった。
(村しか見ていない人の集団だからか…、KYとかいっている場合じゃない~)
ちなみに、島社長は新ホールディングカンパニーのスローガンを
「THINK GLOBAL」にしています!!
たまたまチェックしているリストのブログタイトルに、
ずばり「アメリカ」とあったので見たら、
マネックス証券の松井さんでした。ちょうどボストンにいらしたよう。
http://ameblo.jp/monex-oki/entry-10160745068.html
未知数だと言われているが、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000504-san-int
「Chenge」と併せて使う、
「Yes we can」 はスゴイメッセージだと思う。
(日本語ではCNNで「懐疑の声にはYes, we canの精神で答えよう」と
訳されていた)
この歴史的瞬間の演説は是非英語できちんと読んでおきたいものだ。
http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/11/04/obama.transcript/index.html
こういう情報も私自身半年前にたまたま外務省北米局担当の企画官クラスの方に
直接大統領選挙についてお話を聞き、議論する場を得たことがきっかけで、
にわかの知識での理解ですが、
それにしても、私たち、30代や20代の人間がもっとこの話題に敏感にならなければ
ならないと、切迫して感じています。

