人生の大先輩と
仕事の関係で、新卒での入社以来、
お世話になった方との集りがあり、
目黒の庭園美術館に行ってきました。

新緑の季節はどこに行っても綺麗ですが、
庭園美術館もこじんまりしたお庭ですが、
私が社会人になり、最初に担当したのは、
「光カード」という記録メディアでした。
当時は、今のように、電子カルテなんてとんでもない、
(紙じゃないと認めない)とか、高額といったこともあり、
光カードは書き換えができない記録メディアで且つ、
カード形状で持ち運びができるということで、
インフォームド・コンセント
の考えが広がりつつある中で、
健康保険証はICカードか光カードか
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と、議論されていたような媒体でした。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/072/72900.html
写真は、大正12年、13年生まれの大先輩方。
全く社外の方ですが、仕事を通じてお世話になり、
いまだにかわいがっていただいております。
とにかく集ると、誰よりも元気。
そして、前向き。
あいにく、光カードの役割は、後発メディアにとって代わられましたが、
カルテの電子化、診療情報の開示や病院間での共有といったことに、
橋渡し役にはなった、ということで、
その経緯を記録に残し、学会誌に出そうという話にもなりました。
今日のこの集まりでこの発案がなされましたが、
発案なさったのは、日本薬史学会理事なども歴任されたYさん。
Aさんは、先日お会いした際も、
私が(仕事で)こういうことに悩んでいる、と話をすると、
絶妙なマッチングで、ご自分の体験談を私目線に降ろして
語ってくださる。最近まで顧問として会社にも顔を出していた方。
Hさんは慶應の先輩後輩ということで、いつも気にかけて頂く。
陸軍士官学校出で今は特攻隊の歴史などを後世に伝えるべく、
丹念にまとめていらっしゃる。
みなさん、会うと、会社はどう?と気にしてくださり、
新聞に記事や写真が載ると、電話や手紙をくださる。
私より約50歳年上!の大先輩。
分け隔てなく付き合っていただくスタンスに、
本当に会う度に頭が下がります 

