ジャン=イヴ・ティボーテ ~クラシックシリーズ
ジャン=イヴ・ティボーテとのツーショット ![]()
ピアノをやっていたこともあり、
クラシックコンサートは初めて父に連れて行ってもらって以来、
今だ、よく行っている。
特に、起業してからは、平日は会社の実業務でフル活動。
土日はサラリーマン時代は
あ~、自分の時間!
といろいろな人といろいろな所へフル活動で遊んでいたが、
今は、土日は同じく、
あ~、自分の時間!と、
普段時間に追われているとできない
じっくり取り組むことが必要なクライアントへの提案や、
自分がプレイヤーとしてやりたい仕事、
会社の中長期のことや
新しい事業コンセプト、アイデアを考える時間に宛ててしまうので、
四六時中仕事モードになりがち。
コンサートの予約をし、
その時間だけは、なんとかやりくりして、繰り出すようにしている。
海外からくる演奏家のコンサートは相変わらず高くて、
一人万単位のチケットもザラだが、
とにかく日本は一番クラシックの著名演奏家が集まる都市になっているので、
すばらしい演奏家のコンサートがザクザクある。
購入したチケットをムダに捨ててしまうのがまた勿体無い!と思うことがよくて、
とにかくやりくりして出かける。
ティボーテの演奏はそれはそれはすばらしく、
前から2列目、しかもピアノコンサートの絶対席左側だったので、
それはもう近くてとてもよかった 
ティボーテ はお父様がフランス人、お母様がドイツ人で、リヨン生まれフランス育ちのピアニスト。
演目の中では、フランス物とドイツ物で、まさにティボーテならではの構成だった。
フランス物では、トビュッシーの「花火 feux d'artificev」は、
ピアノに向かって何か神憑ったような演奏で、
非常に独特だったけど、もともと日本の「花火」のイメージとは全く異なる
ドビュッシーの花火をよくあらわしていた。
テクニックも凄いのだが、作品を飲み込んでいるので、構成力が凄いのだ!
また、ドイツ物では、シューマンの「遺作変奏曲NO.3」などがよかった。
すごいパワフルな演奏をしているにも関わらず、
語りつき(クラシックコンサートでは珍しい)でアンコールも。
サービス満点で、笑顔のティボーテに私も大満足でした ![]()
「僕の大切な人、grandma(おばあちゃん)、
もう亡くなってしまったんだけどね、
そのgrandmaがとってもショパン好きで、
ショパンがなしでは一日が終わらない、とよく言ってたんだ~」
by okad意訳
アンコールでは本来、本番で引くような曲が連発された。
なんと偶然!? 全部好きな曲で、仕事でピリピリした日でしたが、
この時間ばかりは本当に至福の一時でした。
ファッションも素敵で、ヴィヴィアン・ウェストウッド の王冠ベルトが
キマッテいました!
当日は仮屋崎省吾 さんもおひとりでいらっしゃっていて、
最近は神田うのさんの超豪華結婚式の生花を手がけるなど、
お忙しい大物なのに、
一般の人に並んで、購入したCDにサインをもらって
握手をしてもらっていた姿が微笑ましかった。
十年来?もっと?のファンだそうです。
でも、見た目通りなので、大変目立っていました笑。
冒頭のツーショット写真はしばらく宝物です ![]()





