歌舞伎 中村吉衛門
昨日は歌舞伎に行って来た。歌舞伎は結構好きで、以前からよく見に行っている。
大学時代歌舞伎倶楽部(というのがあったらしい)に入っていて、
ちょっと聞くといろいろ教えてくれる母の影響も大かも。
特に好きな役者がいるとか、好きな演目があるというわけではないけど、
歌舞伎の演技が面白い。
今回は、なんと、中村吉衛門の楽屋訪問という大変な機会を賜った ![]()
短い時間ながらも、写真撮影、サインなど快く受けてくれ、さらに、
歌舞伎座の立替話など、歌舞伎座がどのような状況にあるか、
素人の私たちにも分かりやすく問題提起してくれたりしました。
秀山祭2回目の9月の公演の演目は、
熊谷陣屋。
国語の教科書にも出てくるこの有名な話は、初代吉衛門の十八番で、
2代目吉衛門も相当な思い入れでのぞまれたことでしょう。
熊谷陣屋の話を復習したい方はこちら 。
何度も見せ場のある演目だが、
最後、義経が持つ息子小次郎の首をじっと見据えながら、京都へ旅立つ場面は
妻であり小次郎の母である相模の嘆きをも包み込み、さらに悲しく深い父の心情を
体全体で演じられており、本当に凄かった。
夜の公演も控える吉衛門さんは写真通りのとてもおだやかで素敵な顔立ちをされていて、
お会いできて感激でした。
お土産に吉衛門さんのご趣味(といってもプロ級)の水彩スケッチのオリジナルカレンダーを頂きました。
早くも来年の一番カレンダーが決まりました。
早くも来年を前向きにすごすための素敵なプレゼントを頂き、
今年の残りも悔いのないようにがんばらなければと思いました。
