パスモ問題
3月18日スタートのパスモは、発売1ヶ月もたたない4月11日に早、新規発売中止宣言。
情けな~い!!
見通しが甘いと散々言われているけど、「パスモ陣営が複数企業の集合体」であることに
弱さの原因が集約されるように感じる。
いろいろなことを複数の企業で話し合いながら決めていくのは、相当大変だろう。
だけど、中央集権的に進められない弱さ、生活者のことより、お互いの利ばかり見ているから
こんなことが起こるのではないか?
まだあまり問題になっていないと思うけど、こんな問題も。
例えば、A社提携パスモからB社提携パスモに変えるとする。
しかしその際、A社提携で使っていたパスモはB社提携では使えないのだ!
つまり、最初のパスモは破棄して、もう1枚作り直すことになるのです。
企業の人にとっては、なんでマズイの?と思うかも。
でも、せっかく一人一枚、ひとつのIDが付いたパスモなのだから、
持っている生活者にとっては、なぜ?と思うほうが普通ではないか。
会社間の事務手続き、システム管理にかかるコストの方が大きいのは分かるけど。