最近のあるニュースは、私を感動させました。その内容は、16年間にわたって、黙々と人を助けていたお爺さんの物語の報道です。

 この人に知られていない善行が発見されたきっかけは、お爺さんが亡くなった後、遺品を片付ける息子さんが、遺留品の中から古くて厚いスクラップブックを発見して初めて分かったというものです。

 この古くて厚いスクラップブックには、助けが必要な人の新聞記事の切り抜きがいっぱい貼ってあっただけでなく、お爺さんが自分自身で訪問した日時や状況や寄付金の金額まで書いてありました。

なぜ自分の父は毎日5種類の新聞を読んでいたのかという疑問が、その時 このスクラップブックの内容を読んで目からウロコが落ちたように分かりました。と同時に、自分の父に偉大さも感じました。自分の父の人を助ける精神は後代子孫に伝えたいという気持ちから、お爺さんの息子は、このスクラップブックをこの家に代々伝わる家伝の宝物にしました。またこのスクラップブックをコピーして、親戚に配り、亡き父を供養しました。

 ニュースが終わった時、私は自然に手を合わせて、お爺さんの冥福を祈っていました。お爺さんの善行を通じて、皆さんの心に明かりが灯りますようにと……………