新聞を適当にめくっているとき、ある言葉に目を引かれた。たくさんの英日語塾の学生募集広告の中で極めて小さくて見落としそうな欄を占めていたけど、かえって、その言葉の意味に深く引き寄せられた。目が離せなくなって、ずっとその言葉の意味をよく考えていた。
「もう一つの言語が分かれば、もう一つの世界も分かる」このような言葉に、私の「世界の定義」に対する見方を金槌で打つように根底から崩された。世界一周は私の夢の一つなので、世界という言葉が目に入ると、直感的に国家をイメージする。この言葉のように、違う言語を用いるということで世界を分けることは初めて見て面白いと思った。
例えば、中国語を公用語として話す国は中国、台湾、香港、シンガポールを含む大中華圏と呼ばれているが、中国語が話せる人はこの四つの国に住んでいる人とは限らない。だからこそ、言語を単位として世界を分ければ、私のことを例とする場合、中国語や英語や日本語が話せるので、どの国に住んでいてもかまわない、この三つの言語が話せる限り、誰でも私と生活の経験をお互いに交換することができる。
こういうことは「空の川」というブログを設けて、読者ができて初めて体験したものだ。「空の川」の読者になっている人は、アメリカに住んでいる日本人もいるし、日本に住んでいる台湾人もいるし、一人一つの世界を持っていると言えるなら、パスポート上の入国スタンプを押さなくても、ある意味で世界一周の夢を叶えたと言えるだろう。
私はこういう気持ちで、「空の川」を設けている。このブログを通じて、自分の生活経験やものの見方を読者にお分けしたいと思っているので、ぜひ覗いてみてください。