引き寄せられるように
無意識に進もうとする先に
思考の核があって
何層にも囲んだ自我を
脱ぎ捨てれば
そこに光があるのだろうか

光を求め
さまよい続けて
思考するほど遠くなる
迷うほどに
迷いは深まるばかり

無我の深さは
深すぎて

思考に首を振り
掌を眺めては
視界にはいるすべてのものが
疎ましくてしかたない

瞼を閉じて
耳をふさいでは

世俗から回線を切り

世界と繋がる


深きに落ちようか
天を仰ごうか