あたしのこと覚えてる?

いくつかの街を
通り過ぎ
いくつかの色を見た

風の色が変わったら
足跡をつけずに
去るのがルール

逃げるつもりが
引きずられるのは
密かに望んだことだった


さよならの替わりに


記憶の形が在るのならば
丸みのある尖ったもの
そして
微かに温もりのあるもの


さよならの替わりに

君に残した
いくつかの言葉