言葉を目で追うことで
形の無いものと繋がる気がした

耳に残る声
消えてもいい筈の記憶
曲がることの無い
意志の存在を知覚した時に
自分の意思が無い事を恥じた

人を好きになることは
自分を好きになることに等しい

思考することの無意味さ
本能のままに生きられぬ曖昧さ

埋め尽くされた雲の間から
見えるはずの無い光を
ファインダー越しに
見つめるしかできなかった