さぁ、これから試合!みんなどんな気分?

 

「勝ちたい!」

 

これはチーム全員、監督も含めた、皆に共通した思いです。

ですが、「相手に勝つ」ということ、これそのものを良く考えたいと思います。

 

Q. 「勝つこと」を「あなた自身の力だけでコントロ-ル出来ますか?」

A. 出来ないんです。

 

※ イラストは記事の内容にあまり関係ないです ※

 

よくピッチャーが「バッターを打ち取ってみせる」と言うのを聞くことがあります。どうやったら「打ち取る」ことができるのでしょうか?具体的に、どこに投げれば打ち取れるのでしょうか?速い球を投げればいいですか?内角低めギリギリに投げ込めばいいですか?

 

それで打ち取れますか?本当に?無理なら、相手チームに下剤でも飲ませますか?

 

答えはありません、どこにも。

 

そのバッターが、ピッチャーの球をよく見て、打ち返して来たら、打ち取れない可能性が十分にあります。打ち取ると言っているピッチャーの周りの内野陣は気が抜けてしまうことでしょう。だって、「俺が打ち取って見せる」というんだから、全打席三振のはずです。

 

あり得ないでしょ?

 

「勝つこと」は自分の力だけではどうしようもありません。それなら、

 

「キャッチャーが構えたところに確実に投げ入れる」

「相手が投げてきた甘い球を確実にバットで捉える」

「飛んできたフライを確実に捕る」

「セカンドへの走塁を確実にセーフにする」

 

という、「自分でコントロールできること」に少しでも努力をした方が、勝つことへの近道だと私は信じます。

 

でも、「勝つ」という言葉、私はあまり好きではありません。

 

「勝ち負け」という、優劣をつける競争をしているように思えて、そればっかりを気にして視野が狭くなり、自分の本当の目標を失いがちになりそうです。

 

「勝つ」「勝った」事は結果や産物であり、そのための努力や経過ではありません。相手が何十倍も努力をしている可能性もあり、正直なところ、結果はコントロールできません。でもその経過は自分次第でどうにでもなります。

 

練習をしたこと、それ以上のことを試合で発揮することはできません。いきなり覚醒してスーパーサイヤ人になって、200㎞くらいの球を投げる人はそうそういません。

 

そうなると、いかに質の高い練習をするのか?ということが重要になってきます。小さな目標を立てて、それに沿った練習を行い、結果を達成したら次の目標を立てるという、「練習の質」そのものを見直すべきであると思います。毎回毎回おんなじノックやおんなじ走塁の練習では、チームには進歩はありません。まだサッカーでもさせたほうが良いと思います。

 

練習でやってきたこと、それを精一杯発揮出来るチームは、本当に「強いチームだ」と私は思います。

 

シーズンも始まり、少年野球からプロ野球まで、11月くらいまで忙しい日が続きます。冬の間に一生懸命練習してきたことを発揮する時が来ました。日々の練習も、次の試合に向けた実践的な練習を行うことも増えると思います。

 

技術的な部分だけでなく、「強くなる」という願いや気持ち、メンタルな部分含め、「自分が出来る小さな目標」を小さな石を積んでいくようにコツコツと努力をしたチームや選手が、11月に優勝して、MVPを取るであろうと、私は確信しています。

 

我慢や努力は必要です。それに負けてしまわない、強いメンタルが必要なんです。最後の最後に一番上に立っていれば、それが最も良い結果だとも思いますし。

 

追伸;

稚拙な内容ながら、読んでいただいている方がおられることに、大変感謝しています。メンタルは、野球だけではなく、普通の生活にも役立ちます。これからも是非、読んでください!そして少しでも皆さんの役に立てばと思います。有り難うございます。