私の知人が本を出したそうです。大変な喜びぶりで、即売会を兼ねたセミナーもやるんだとか。

「良かったねー」と思いながら、それに行けなかった私のFacebookのWallに、しばらくしたらものすごい異変が起きました。

スクロールしても、しても、しても、しても、・・・・ 彼の本の事しか出てこない。もちろん同じ投稿ではなく彼の知人もタグ付けをしてあるために、彼ではない私の知らない人から、彼の本の発売を祝う投稿がわんさか、腐るほど、あふれんばかりにアップされています。読みたい記事が読めん・・・。

あまりにもひどいので、思わずUnfollow(投稿を自分のWallから消す)してしまいました。本も買う気が失せました。メッセージで思わず「浮かれ過ぎじゃ、いい加減にせい!!お前はFacebookの投稿の公開先の仕組みを知らずに使ってるんじゃないだろうな!?」と送ってしまいました。一言「すみません」と返ってきました。

ここで改めてFacebookの公開先の設定について再考したいと思います。

Public
「誰でも見れる」投稿です。私は自分の意見を人に伝えたいと思ってFacebookをやっていますので、一番この設定を使っていますが、あまりお勧めしません。

Friends
友達のみに公開します。

Friends of Friends
友達とその友達にまで公開します。

Only Me
完全に人には見えず、自分しか見えません。

その他、自分でグループ設定をしていれば、そのグループにだけ公開する、という方法もあります。

ここでもう一度、どこまで頒布するのか考えてみましょう。

さて、私には友達が30名いたとします。Friendsの公開設定だと、30名が見れます。(Shareは除きます。)ここで私の友達の一人が1500人の友達を持っていたとしましょう。Friends of Friendsの設定にすると、30名×友達が友達になっている人 = ???ということで、完全にこの時点でコントロールを失ってしまいます。

先ほどお話ししたタグつけですが、写真の顔とかにその人のタグを付けたとします。それで公開レベルをFriends of Friendsにすると、そのタグ付けされた当人のその友達にまで記事が見えてしまうことになります。ですので、ここで設定を誤った場合、先ほどの1500人が一気に見てしまう、ということになります。

私の知人の知人(私含む)は彼が本を出す予定だったことは知っています。ただその人たち、全員が同じような思いをしている訳です。

私が怒った知人はこれをされていたんだと思います。これは知人のせいではなく、その向こうにいる知人の知人の責任になります。

FacebookなどSocialの恐ろしいところはこの部分で、制限はいるけど、ちょっとした機能をつけてしまったがために制限が外れ、見て欲しくないような人にも見られてしまうという面倒なことが起きます。それで顔を上げて街を歩けなくなった人がたくさんいます。

それを逆手に取ったのがビジネス、という事にはなるのでしょうが、人間とは不思議なもので、数回の投稿だったら好意を持って見ることが出来ますが、それが(自分の許容限界)度を越してくると突然嫌なものに映ってしまいます。絶対に買いたくないと思い始めます。

あまりにも過度な宣伝は、かえって効果を失うばかりか、ユーザーやファンを減らしてしまう結果となります。ビジネスユースの場合は、Facebookは便利なものではなく人を傷つけるものに変わります。

ご注意を。