素人マーケッターのぼやき-第二回アリババサプライヤーDAY2011年5月20日、第二回アリババサプライヤーDAYに参加して参りました。

「アリババ」をご存じない方も多いと思いますので少々ご説明を。

中国にて1999年にジャック・マーによって創立され、現在240程度の国で1800万以上の会員を持つ、巨大なB2B専門のオンライントレーディングのサイトを運用している会社です。( http://www.alibaba.co.jp/

今回のサプライヤーDAYは、日本支社であるアリババ株式会社が主催する、年に1回行われるサプライヤー(商品を買って欲しい側)の為の大イベントです。北海道から沖縄まで、アリババを利用しているサプライヤーが一堂に集まるため、場所はホテルオークラ、参加されたサプライヤーも500社を超えたと思います。

今年2月に中国本社での不正行為などが発覚し、株価が20%も下がるという事態も起きていますが、中国Yahoo!と関係のあるアリババは、その後も順調に売り上げや会員獲得も戻しているようです。

サプライヤーは、我々も含め、お客さんを海外に求めてアリババを利用されておられる企業で100%構成されています。

香山社長のお言葉の後、一橋大学の米倉教授の講演がありましたが、全体の中で米倉さんの講義が一番面白かった上に、今後(もちろん震災以降)の日本を考え直す本当にいいきっかけになったと思います。以下、一部抜粋です。

・今の日本には「創発的破壊」が必要(「創発」とは? コチラ>>
・「どんな世界が来るのか?」を常に個々人が意識していないとならない
・日本はカリフォルニア州と同じ大きさなのに知事が47人もいる(廃藩置県の名残り)
・今の日本にリーダー待望は無意味。我々個々人が「創発」することで未来の国家を作る必要がある

なるほど・・・。日本が海外に市場を求めないとならないという意味においては、このようなお話もありました。

「日本は京都議定書で25%のCO2削減を宣言した。でも世界比率で言うと、日本のCO2排出量はたったの4%。日本が25%減らしても世界比では1%しか減っていないのと同じ。(「乾いたぞうきんを絞る」という表現を使われました。)それなら、日本の工業機器を持って、中国やインド、ASEAN(合わせると世界比で30%弱)に進出すれば、世界のCO2は格段に削減される。」

日本は2040年には人口が1億570万人、そのうち4000万人が高齢者になり、生産年齢ははどんどん減少します。GDP成長率も3%と頭打ち、日本の今後の経済成長はあり得ないとまで言われています。対象的に、インドネシア、フィリピン、マレーシアなどにおいては人口増加率が1.9%(日本は-0.28%)、GDP成長率も6%以上と、今後の人口と経済成長が十分に期待できます。

今すぐ、ではなくても中・長期的な計画を充分に練ったうえで世界進出を進めていかないと、日本の経済復興はあり得ないと言ってもいいかもしれません。

頑張ろう、日本!!