私が旅行業にいそしんでいる旅行業には、残念ながら震災以来明るいニュースがありません。

今日のJTBの発表では、特に日本人の国内旅行が奮わないようです。前年比約20%減、昨年もまだ景気回復が全く不透明で『巣籠もり』とかいう言葉がさかんにビジネスニュースで飛び交っていました。各社は巣籠もりに対応した製品やサービスを次々に発売し、更に巣籠もりに拍車がかかりました。今考えると、何と馬鹿な施策だったものかと、情けなくなります。ネットスーパーとか今までやって無かった企業が宅配とかを始めたのもその頃です。

人が動いて初めて経済が動く、当事どんなにネットショッピングが強かったとは言っても、リアルに動いて買っていく通常のマーケットには、あらゆる意味で、勝てませんでした。

今は自粛という、徐々に本来の意味が解らなくなりそうな言葉のお陰でモノが全く売れません。私はある程度『慎む』という意味での自粛は必要だとは思いますが、何もやらないし興味を持たないことを助長している感じがしてなりません。

現在、約15の主要な国が日本への『不急・不要』な渡航を控えるように勧告しています。相対するかのように、昨日は二回目の日本ツアーのグループが香港から来ました。一つは沖縄、一つは北海道。オーストラリアも日本渡航への警戒度合いを下げるという発表がありました。

何と嬉しい事でしょうか。

まだまだ日本のインバウンドトラベルはこれからで、観光庁もこれからの勢いに期待していた時でした。私たちもその勢いに乗ろうかと思っていたところだったのですが・・・。こういうことが起きてしまい、日本から外国人観光客が一瞬で消えました。放射能のこともあり、いつ回復するのか、全く見当がつきません。

海外の日本に対する興味は大変高いです。今は桜のシーズン、かなりの数の外国人が流入していた時期でもありました。残念ですが・・・。