早いもので、今週の金曜日で震災から四週間が経ちます。

復旧から復興、そして本格的な操業開始とそれに伴う障害の洗い出し、震災の影響で工場などが破壊されその復旧が課題となっているだけでしたらまだ軽微かもしれません。

今が原子力発電所の問題が一番大きく経済復興に影を落としている時期だろうと思います。

今はあってはならない、放射能が海に垂れ流しの状態、海から蒸発した水分は雲になり、世界中を回遊します。そして雨となり地上に降り注ぎます。海産物だけでなく、地上に居るすべての植物、動物、建造物に影響するといってもおかしくないでしょう。

関東圏、特に東北に近い地域では、『脱関東』の雰囲気が出て来ました。放射能、計画停電などの燃料不足、道路や鉄道などの輸送経路の困難、このような要因から機能分散の目的で関西、特に大阪に目を向ける企業が増えています。

今回の震災で確かに一点集中型の企業はかなりの痛手を受けました。工場や実務を行っている場所がそこしか無い場合、全てが止まってしまう事態となりました。(うちの会社もそう。)

それで、と機能分散させる目的なのでしょうが、海外からは『日本』といういっしょくたの一くくりで日本のが捉えられている以上、国内で移動しても、特に海外への輸出をメインとしている企業には、私はメリットを感じません。

また東北からの部品などに頼っていた関西の企業にも影響が出始め、電車も間引き運転、電力不足もささやかれ、節電ムードも出始めています。関西圏の不動産価格も騰がるだろうと予見します。

分散については否定的しませんが、果たして今なのでしょうか?私は東北地方の復興にある程度の目処がつき、原子力発電所の問題にも日本経済にもある程度の光が指してからでも遅くはないと思います。

それより、被災地の復興と関係する経済復興に注力すべきだと考えています。