以前も何度か考えたり、別のブログに書いたりした事がありましたが、レクサスのブランディングについて、CT200hという、たった350万の『大衆車』が出たのをきっかけに、話そうかと思います。

口コミを利用したマーケティングがありますが、あれは『素晴らしい商品/サービスで、人に云わずにはいられない』という、特に女性心理を有効活用したものです。

私は貧乏です。セントレジス大阪の一泊17万を高嶺の花、『いつかきっと』と思う程度ですが、多くの場合、お金持ち、ハイソサエティな方は、一般人と混ざるのを嫌がる、と聞きます。ですので前述の口コミマーケティングはあまり有効ではありません。かえって黙らせてしまうかもしれません。

私は今回のレクサスの発表に頭に来ている本当のレクサスユーザーも多いだろうと思っています。

私が乗っているアクセラくんは250万でした。あと100万足せばレクサスが買えると考えると、さすがの私でもそのハードルの低さを実感します。しかも形がアクセラくんにそっくりとなると異様な親近感さえ感じます。

本当のレクサスユーザーは、私のような『一般大衆』がレクサスの事をそのように思うのを大変嫌がると思います。私もそう思います。私の収入にはレクサスは合いません。ダイハツのワゴンRくらいが妥当です。やはり自分の収入や人間としての価値に見あった車に乗りたいです。

レクサス、いわゆるトヨタは、リーマンショック以降、その価値観を完全におかしくしてしまいました。多分、『エコ』という呪文が登場し、本来ケチ臭いイメージのある言葉に、無駄なブランディングをしようとしていることもあるでしょう。

ブランディングは、その商品が世間に広く普及することが目的ではありません。適切な価格で適切なユーザーを獲得し価格を含めた商品価値を『維持』することだと考えます。

トヨタがやってンのは、ただのマーケティングだな、こりゃ。レクサスの未来は無い。