株式会社クロスインデックスさんの主催する「エスノグラフィ調査を活用した海外マーケティング」というセミナーに参加してきました。(2010年10月20日 三田 グランパークプラザにて)
エスノ(Ethno=人類)グラフィ(graphy=書くこと、書いたもの)というマーケティング手法、私のような素人マーケッターにはなんとなーく感じていたマーケティング方法ですが、ここまでクロスマーケティングさんでは手法が確立されているとは、やっぱり自分の知識の無さを実感しました。
具体的な例を教えていただきました。アキレスさんの子供用スニーカ『瞬足』です。
アキレスの方は実際に運動会に参加され、子供が走っている姿を克明に記録し、「スピードが落ちるタイミング」「転びやすい場所」などなどの観点で「実地」マーケティングを行いました。
それにより、コーナーでスピードが落ちたり、転ぶ子供が多かったそうです。
また全部が『左回りのトラック』であることに着眼、スニーカーのソールを左右非対称にし、
転びにくく、左回りに強く、スピードの落ちない
スニーカー開発を行ったそうです。そのお陰で発売以来2010年1月で2000足を突破したという、子供の「夢のスニーカー」となった訳です。(アニメを使った宣伝も効果的だと思っています。)
親である私からしてみれば「そんなの解ってるよ」というようなことですが、そこに着眼し研究、こういうマーケティングを成功させたことはすごいと思います。左周りに関しては「あ、そういえば」と思いました。
そういう「実際にユーザーと生活を共にしたり、実際の利用シーンに立ち会って、マーケティングを行うこと」を「エスノグラフィ調査によるマーケティング」と考えてください。
「海外」という言葉が付いていますので、基本は同一商品を海外で販売するにはどのようなマーケティングデータが必要か、ということに主眼を置いてのセミナーでした。
コンパクトカメラ、洗濯機、テレビ、そういった家電や「手に触れる商品」について年齢、性別、所得層別にデータマイニングしている例もご享受いただきました。
大変為になるセミナーでした。
-*-*-
私の疑問と思考はここからです。
それを私が取り扱っている「代理販売しており、手に触ることが出来ない、時間と空間の提供のみの商品」について、どのように置き換えることが出来るのか、です。
「ペルソナ」というマーケティング手法があります。ペルソナの場合、こちらの都合の良いようにペルソナの対象(対象者)が出来上がっていきがちですが、エスノグラフィの場合、不特定多数の中の個であるために、ものすごく具体的な情報提供や問題定義が可能です。
海外の旅行会社に店員として忍び込んで、お客さんの旅行の趣向を読み取る方法、もしくは、旅行を頻繁に行っている対象者を年齢や所得別に数人選んで、その人の『旅行を想起させるシーン』についてベッタリくっついてマーケティングを行うのか、どちらかしかないのでは?と考えています。
時間と金額の制約があり、大学などの研究と比べ、充分なデータが取れないことやある程度の仮説や下調べが必要になってしまうマーケティング方法ですが、前者の場合、多数の情報は取れますが、所得などの情報は(服装など)勘に頼らざるを得ません。(もしくは、その旅行会社にお客様アンケートをお願いするか、顧客情報をもらうか。)後者の場合、かなり濃密な情報を得ることが出来ますが、数が少ないために偏った判断になる可能性があります。
どちらであっても、お客様の旅行に対する趣向を得なければならない、ということについては変わりません。
憶測は誤った判断を引き出します。また社名で多数がその考えだと「そうじゃないんだ、本当はこうなんだ」という真実の情報を、かえって、疑ってかかられてしまいます。
マーケッターとは、その「誤った考えをいかに正し、正しい方向に導くのか」という『説得』も仕事なんであろうと感じています。
エスノ(Ethno=人類)グラフィ(graphy=書くこと、書いたもの)というマーケティング手法、私のような素人マーケッターにはなんとなーく感じていたマーケティング方法ですが、ここまでクロスマーケティングさんでは手法が確立されているとは、やっぱり自分の知識の無さを実感しました。
具体的な例を教えていただきました。アキレスさんの子供用スニーカ『瞬足』です。
アキレスの方は実際に運動会に参加され、子供が走っている姿を克明に記録し、「スピードが落ちるタイミング」「転びやすい場所」などなどの観点で「実地」マーケティングを行いました。
それにより、コーナーでスピードが落ちたり、転ぶ子供が多かったそうです。
また全部が『左回りのトラック』であることに着眼、スニーカーのソールを左右非対称にし、
転びにくく、左回りに強く、スピードの落ちない
スニーカー開発を行ったそうです。そのお陰で発売以来2010年1月で2000足を突破したという、子供の「夢のスニーカー」となった訳です。(アニメを使った宣伝も効果的だと思っています。)
親である私からしてみれば「そんなの解ってるよ」というようなことですが、そこに着眼し研究、こういうマーケティングを成功させたことはすごいと思います。左周りに関しては「あ、そういえば」と思いました。
そういう「実際にユーザーと生活を共にしたり、実際の利用シーンに立ち会って、マーケティングを行うこと」を「エスノグラフィ調査によるマーケティング」と考えてください。
「海外」という言葉が付いていますので、基本は同一商品を海外で販売するにはどのようなマーケティングデータが必要か、ということに主眼を置いてのセミナーでした。
コンパクトカメラ、洗濯機、テレビ、そういった家電や「手に触れる商品」について年齢、性別、所得層別にデータマイニングしている例もご享受いただきました。
大変為になるセミナーでした。
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私の疑問と思考はここからです。
それを私が取り扱っている「代理販売しており、手に触ることが出来ない、時間と空間の提供のみの商品」について、どのように置き換えることが出来るのか、です。
「ペルソナ」というマーケティング手法があります。ペルソナの場合、こちらの都合の良いようにペルソナの対象(対象者)が出来上がっていきがちですが、エスノグラフィの場合、不特定多数の中の個であるために、ものすごく具体的な情報提供や問題定義が可能です。
海外の旅行会社に店員として忍び込んで、お客さんの旅行の趣向を読み取る方法、もしくは、旅行を頻繁に行っている対象者を年齢や所得別に数人選んで、その人の『旅行を想起させるシーン』についてベッタリくっついてマーケティングを行うのか、どちらかしかないのでは?と考えています。
時間と金額の制約があり、大学などの研究と比べ、充分なデータが取れないことやある程度の仮説や下調べが必要になってしまうマーケティング方法ですが、前者の場合、多数の情報は取れますが、所得などの情報は(服装など)勘に頼らざるを得ません。(もしくは、その旅行会社にお客様アンケートをお願いするか、顧客情報をもらうか。)後者の場合、かなり濃密な情報を得ることが出来ますが、数が少ないために偏った判断になる可能性があります。
どちらであっても、お客様の旅行に対する趣向を得なければならない、ということについては変わりません。
憶測は誤った判断を引き出します。また社名で多数がその考えだと「そうじゃないんだ、本当はこうなんだ」という真実の情報を、かえって、疑ってかかられてしまいます。
マーケッターとは、その「誤った考えをいかに正し、正しい方向に導くのか」という『説得』も仕事なんであろうと感じています。
