消費 夜の真似 何度目かの朝に踏み出す | Proof of...

Proof of...

祈る神を持たない僕は、ただ言葉の力を信じている。全ての言葉に僕の意味を。

最早僕は個性を無くし
またもや喰い尽くす
悔い尽くす

夜の闇の真似をして
またもや喰い尽くす
悔い尽くす




食べかけのクッキー
ひとかけらシケって
頬張る先から飲み込んで

大切なおもちゃの月
少しずつすり減って
瞬きするたび欠けてって


隣の君は泣いていて



耳と目を塞いで
僕は喰い尽くす
悔い尽くす

夜の闇の真似をして
またもや喰い尽くす
悔い尽くす





閉め切って窓を
狂わせて時計の針を
曖昧にして微睡んで

冷えきって何度
今日の終わりを
曖昧にして微睡んで


隣の君はうまく笑えなくて



耳と目を塞いで
僕は喰い尽くす
悔い尽くす

夜の闇の真似をして
またもや喰い尽くす
悔い尽くす







何度目かの朝に
君が生み出す
踏み出す

温かい無機物を
君が生み出す
踏み出す



先に行く君をみて
僕は喰い尽くす
悔い尽くす

生み出せない
踏み出せない僕は
またもや喰い尽くす
悔い尽くす